新人戦
2010年2月16日 カテゴリ:お暇なら来てよね
国立競技場での全国選手権から早1ヶ月
高校サッカーは全ての学校が1・2年生の新チームに切り替わり
今は全国各地で新人戦の季節です
【新人戦】、は
IH予選・選手権予選と合わせて「3冠」と表現したり
地区によってはTV中継もあったり、など
主要大会として大きく位置づけられていますが
山口では、前チームの成績上位で8校だけが集まった
《選抜新人大会》という参考大会の時代が長く続き
他の自治体でいう、いわゆる新人戦は存在していませんでした
ところが去年から中国大会が前倒しされ、
3月開催の【中国新人大会】となった影響で
その県予選会も2月に前倒しになりました
(厳密には“新人”の付かない中国大会も7月に存在します)
説明が長くなりました
2/7からスタートした
全県単位の公式トーナメント、【新人大会】は
選手権予選より更に短い2週間で優勝を決める短期決戦
上位3校=高川学園・山口・慶進は、来月広島で行われる
中国新人大会に進出が決まりました
○優勝した高川。
去年の選手権予選で初戦PK敗退のどん底から立て直し、
中国大会予選では3年ぶりの優勝!
6試合でわずか1失点
鋭い出足で相手の芽を摘む組織力で勝ち上がりました
しかし「決定力にはまだ課題がありますね」とは渡邉監督の談
○準優勝は山高。
17年ぶりの全国選手権出場で必然的に新チーム作りは
他校より1ヶ月遅れ
この大会も
初戦は徳山にギリギリまで追い込まれながら1点を守り、
準々決勝・聖光戦は終了3分前に同点・逆転
慶進との準決勝は延長戦を制して決勝進出
山野監督は「苦しい試合続きでいい経験になりました」
○小野田との3位決定戦を制した慶進は2年ぶりの中国大会へ
2年前の選手権予選決勝を経験した主力が最終学年となり、
周囲の期待も集まります
敗れはしたものの
山高との準決勝は2度のビハインドを追いつく粘りに
武重監督は「よく頑張ってくれましたよ」と手応えを感じていました
○惜しくも4位に終わった小野田
ここ3年の主要大会で計3度のベスト4進出と今や上位進出の常連校
とりわけ今のチームは
去年の選手権予選で山高を延長まで追い詰め、
準々決勝も延長の末勝ち上がるなど、一発の集中力あり
IHでの巻き返しに期待してます
この他にも
高川から1点を奪った豊浦の攻撃力は近年屈指の迫力、
春からプリンスリーグに進む下関中央工を下した徳山商工、
鋭いカウンターもなかなか魅力的でした
攻守に好素材がいる聖光はむしろ去年より面白い存在!
下関工イレブンの頑張りも目立ちましたね
強豪・西京は3回戦で高川と対戦
主力である2年生が修学旅行で不在だった為、
敗戦は織り込み済みの筈
次の全県レベルの大会、IH予選まではまだ4ヶ月近くありますから
皆さんの成長を、楽しみに待っています!
今年度のサッカーの取材は今回で終了
次は3月20日から広島で行われる中国新人大会・本戦を
リポートする予定です
お楽しみに!