初夏の大一番

2009年6月 1日 カテゴリ:お暇なら来てよね

中国リーグ連覇&2年越しのJFL昇格を目指すレノファ山口
5月最後の試合はホームに佐川中国を迎えた
 
佐川中国は去年リーグ2位の強豪にして、ここまで無敗の首位
逆にレノファは4勝1分2敗の暫定4位と苦しい立場
佐川をここで叩いておかないと自力連覇の可能性が早くも消える
 
先週のNTN岡山戦を2-0と制し
「今季一番の試合」と選手スタッフが口々に振り返ったので
巻き返すチャンス充分!
 

 
思っていたが
 
--------------
試合会場の高川学園グラウンドは
1年を通して素直な横風が吹き抜ける場所
takeshige_090601_1.jpg
  
前半風上を選択した佐川がその風を利して
長いボールをどんどん縦に放り込んでくる
縦パス攻撃は風上の常套手段である
takeshige_090601_2.jpg
 
そのボールを跳ね返して、中盤でこぼれ球を拾った方が
攻撃の糸口を掴めるのだが
 
前半は完全に佐川ペース
 
レノファが拾った時もさっと自陣に引きゴール前に鍵をかける
佐川は立ち上がり3分に先制
10分後には風に乗ったミドルシュートが突き刺さり追加点
前半終了3分前にはセットプレーで3点目
 
試合の趨勢は45分でほぼ決まってしまった
 
後半28分にようやく1点を返し、会場も盛り上がりをみせた
 
【得点後の10分】は特にケアしなければならないのだが
 
レノファの得点後、わずか2分でまたもセットプレーから失点…
 
終わってみれば1-5の大敗となった
 
どう見てもスコアほどの実力差は感じられない
サッカーには本当に【試合の流れ】があると痛感した一戦だった
 
自力連覇の消えたレノファ
しかし、JFL参入がかかる11月の
『地域リーグ決勝大会』には上位2チームが進出が可能
takeshige_090601_3.jpg
  
開き直ってやるしか、ない
 
特に、去年18試合で失点15の守備陣はここまで8試合で14失点
組織で攻守のバランスを取ることが急務だ
 
その他の試合は
ヤーマン0-2NTN
日立笠戸1-1JFE西日本
--------------
一方、高校年代はプリンスリーグが一段落し
【インターハイ予選】が30日からスタート
takeshige_090601_4.jpg
  
土日の2日間で早くもベスト16に絞られた
 
2月の中国新人大会予選で上位に入ったシード校の内
宇部・豊浦・宇部工は初戦を突破
小野田工・下関工・下関中央工も順当に3回戦へ
 
しかし中国新人予選準優勝の徳山は
いきなり西京と対戦し延長の末敗退
 
下関西は2月に続いて聖光とぶつかり、0-1で敗退となった
 
インターハイ予選は今週末には
一気に準々決勝まで行われる短期決戦
 
夏に奈良県で試合できるのは1校だけ!
 
今週末も取材に伺います!
 
(対戦カードや日時・会場は山口県サッカー協会のHPをご覧下さい)
takeshige_090601_5.jpg