実況終了

2009年1月 6日 カテゴリ:高校蹴球08-09

高校サッカーの全国大会の中継は
地方局アナウンサーだと
地元校の初戦のみ、実況が許されます
 
その初戦は規定で必ず東西対決
だから実況として回ってくる順番は
基本「2年に1回」
 
2回戦以降の実況は
限られた人にだけ与えられるチャンスです
 
そのチャンスが今大会竹重に巡ってきました
任務は準々決勝まで→担当は12校
この1ヶ月全国を回っていたのは、そういう事情でした
 
山口代表・西京が2回戦敗れた後も
3回戦、準々決勝と実況が続き
鹿児島城西宇都宮白楊
鹿児島城西vs.滝川第二
2試合を中継しました
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特筆すべきは鹿児島城西の爆発的な攻撃力!
鹿島アントラーズに入団が内定しているエース9大迫勇也選手は
将来性を大いに感じさせてくれました
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高校サッカーに携わって11年目
そのインパクトは間違いなくNO.1
 
しかし鹿児島城西は大迫選手だけでなく、
チーム全体の構成力も高い物がありました
 
2回も実況に携わって思い入れも強いので
このまま一気に優勝!期待しています!
 
今回の取材→本番では沢山の経験をする事ができました
 
宿舎では毎晩準備が立て込む為
楽しみはお弁当
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神奈川県三ツ沢球技場では
ご当地のシュウマイがついてきたりしてちょっとうれしい
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2試合続けてコンビを組ませて頂いた
武田修宏さんはとにかく面白かった!
中継中以外のトークも聞かせたいくらい!
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どの会場でも放送席に人が集まりまあ賑やかな事
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大会が進むにつれて
プレッシャーもデータも格段に増えていきます
ご当地のネタだけでなく過去の対戦成績や
大会の歴史、最多得点記録、
  
さらに、チームも監督も選手も生き物ですから
コンディションもコメントも刻々と変化します
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試合前後はもちろん試合がない日も
資料整理や取材は続きます
放送に携わる民放43社のスタッフが
協力し合い初めてようやく1つの中継が作られていきます
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共に励まし合ってひとつの物語を作る、
その過程がこれ迄以上に実感でき
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高校サッカー中継が今回、また一段と楽しくなりました
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全国4082校の内残すはわずか4校
全国高校サッカー選手権
全47試合の内残すは…3試合
 
1/10土曜日に
埼玉スタジアム2002で行われる準決勝
竹重は第2試合、茨城・鹿島学園vs.広島皆実の試合で、
中国地方唯一準決勝に進んだ
広島皆実の応援席を担当する予定です
 
かつて静岡埼玉と共に
「サッカー御三家」と呼ばれながら
首都圏開催以降初のベスト4進出となった
お隣・広島代表の戦い
しっかり準備して臨まなければ…!
 
でも初詣行かなきゃ
 
試合までの中4日は一旦山口に帰りまーす
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