新シーズン始動
2008年2月 5日 カテゴリ:お暇なら来てよね
高校サッカー界は早くも2年生以下の新チームが
最初のタイトルに向け動き始めています
新人戦が大詰めです
全国4119校の内で全国選手権に進むのは
48校のみ、ですから
残る4071校は予選で敗れた時点で即
3年は引退&新チーム切替
山口でもそれは同じ
厳密に言うと
去年の県決勝翌日から県リーグが始まりました
年末年始の華やかなTV中継の陰に隠れて
県内5ブロックに分かれ週末は各々リーグ戦
勝ち残った16チームで年明けに更にリーグ戦
またまた更に残った8チームで
2日、3日、9日と決勝トーナメントを行い、
優勝した1チームのみが3月から始まる
『プリンスリーグ(PL)中国』に参加します
(※高川学園は去年PLに残留しているため新人戦は不参加です)
各支部予選の結果は山口県サッカー協会HPを参照して頂くとして
竹重も決勝トーナメントから取材に行けましたので
この土日の戦いを振り返りましょうか
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―準々決勝は2試合同時キックオフ
○下関中工2-0慶進
サイド攻撃を仕掛けるがいいクロスが上がらない
形作れず苦しい下中工
ミドルSとロングSで得点
慶進はカウンターで何度も得点機があったので
1本決まっていれば…
○豊浦3-1小野田
豊浦攻撃陣が後半爆発
去年の選手権予選、1、2年生8人で
ベスト4に入った小野田だったが
『抜けた穴は大きい』
大井監督淡々と語る
○聖光3-1防府西
前半1-0と聖光リードも
防府西は我慢し耐え後半13分追い付く
その後は一気に流れが
しかし掴みきれぬまま聖光が地力で勝越した
○西京3-0岩国
去年の選手権予選決勝
高川を追い詰めた西京
当時の先発は8人2年生
新加入のレギュラー3人も劣らず経験豊富で
勿論優勝候補筆頭だが前半は岩国ゴール破れず
後半ループシュートで先制しその後は圧倒した
―準決勝は翌3日
第1試合は下関勢対決
○下関中工4-0豊浦
昨日の慶進戦とは違い
サイドからのクロスがびしびし決まる下中工
効果的に加点していく
一方の豊浦も時折いいパスワークを見せるが
逆に攻め上がりの裏を相手に突かれ連続失点
途中で1点でも返していればわからなかったが…
得失点程の実力差は全く感じられなかった
第2試合は因縁の対決
○聖光VS西京の顔合せ
去年の新人戦、
引分以上でPL中国への
代表決定戦に進めた西京だったが
聖光に0-3と完封負け
あれ以来
西京・兼行監督にも苦手意識がありあり
一方聖光・山本監督も地力に勝る西京相手に
どう戦うべきかギリギリまで悩んだ様子
試合立ち上がりは西京が怒濤の攻め連発
その相手の攻撃に当初聖光は全く対応できず
何度も決定的なピンチが
ここでGK田中選手のスーパーセープで凌ぎきる
立ち上がりの決定機を逃した西京
聖光が対応し始めるとその後も攻めあぐね結局PKへ
ここでは逆に先行の西京が2度外し
聖光が優位に立ったが失敗のお付き合い
聖光、6人目に蹴るのは今日大活躍だった
GKの田中選手
決めるとサドンデス継続
結果は…失敗
PK4-3で西京が決勝へ
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高校サッカー県新人戦はいよいよ9日に決勝戦
山陽小野田サッカー場で午前10時半キックオフです
勿論入場無料
観戦には少し寒いけど熱い試合になる事必至
是非ご観戦下さい!