ベスト8出揃う
2007年11月 5日 カテゴリ:高校蹴球2007
しっかし相変わらず日差しが強いですね
ただ、一方で風が冷たくなりました
朝出かける時も寒いしなんだかんだ言って11月、です
先週末は2回戦&3回戦
あっという間に残すは8校になりました
大会2日目、土曜はシード校が登場
(1):高川7-0豊浦 (前3-0後4-0) @高川学園グラウンド
先週の1回戦快勝した豊浦が高川に挑戦!
一方のホーム高川は今大会初登場でこの人
すごいの一言
その声援に押されたか豊浦は動きが今ひとつ
終わってみれば大差
打たれたシュートは僅か1本と高川が完勝
豊浦・田丸監督も「歯が立ちません」
(2):岩国工3-3厚狭 (前0-3後3-0)
PK7-6で厚狭が3回戦へ @高川学園グラウンド
IH予選で8強の厚狭は去年この大会準決勝で
高川をあと一歩まで苦しめた岩国工と対戦
前半は岩国工ペース
フィジカルを武器にパワープレーを仕掛ける
しかし、相手の出足に慣れてきた厚狭が
なんと最初のシュートで先制点
その後も岩国工が常にボールキープしながらも、
少ないチャンスを逆に厚狭がものにしていく
セットプレーで2点目 相手のミスで3点目が
入って以降は岩国工の出足がぱったり止まり
前半残り10分は厚狭が押せ押せ状態に
前半終わって3-0 厚狭がリードで折り返し
サッカーでは普通なら3点差はセーフティーリードである
前半残り10分での岩国工の落胆ぶりなら
厚狭が後半もしのぎきれるか…
なんて思っていたら!
岩国工、いきなり2人の選手を入れ替え
猛反撃スタート
後半20分に1点返す
サッカーでは[2点差が一番危険]
厚狭の出足が鈍くなる
岩国工6分後にもう1点
そして終了4分前に
ロングシュートで遂に同点
場内大興奮
「もう1点取れ!」と叫ぶ岩国工・福井監督
…しかし同点のまま規定によりPK戦突入
サドンデスまでもつれ
結局追付かれた厚狭が岩国工を振りきった
後半シュートゼロの厚狭 残った3年生は1人だけ
でも、本当頑張った!シード校は伊達じゃない
そのシード校、全てが3回戦進出でした
これも何気に珍しい
4日日曜は防府高Gから西京高Gへ
(1)小野田1-0防府 (前1-0後0-0)
立ち上がりからシード校防府が出足鋭く攻め上がるものの
決め手に欠けどうしても点取れず
一方小野田は
ほぼ最初に訪れたビッグチャンスで先制
素晴らしいアーリークロス 素晴らしい動き出し
ヘディングどんぴしゃ!
スタメンに3年生僅か3人
若いチームが後半も粘り逃げ切りでシード校下す
防府・天久監督はかつて山口高を率いて何度も全国を経験、
日本高校選抜監督も歴任した名将
来年春に定年を控えてこのチームが最後の指揮だったが
夏に続く上位進出には僅かに届かなかった
(2)西京8-0徳山商工 (前2-0後6-0)
現・鹿島アントラーズ 岩政選手を育てた
徳山商工・安井監督も苦い表情
西京、前日に続き大勝
これで20得点無失点
来週土曜の準々決勝はひとつのヤマ場になる
(3)宇部中央1-1聖光 (前1-0後0-1)PK7-6
宇部中央が8強へ!
第1シードの西京を
今年度公式戦で破った経験をもつのは
高川学園と聖光の2校
その聖光は今回ノーシードながら
2試合で24得点無失点!
秋季県体でブロック優勝しダークホースにあげられていた
対戦の宇部中央は去年圧倒的に攻め込ながら
0-0PKで敗れた因縁も
その悔しさを晴らす為立ち上がりから積極的
しかし1点が遠い
宇部中央はカウンターに活路を見い出し
初めての攻め上がりで先制点ゲット
さっき見た小野田VS防府の再現
びっくりした
それでも聖光は後半早い時間に同点
しかしそれ以降またも逆転ゴールが取れそうで取れない
宇部中央は何度も来る失点のピンチを
DFが辛うじてクリア
その度に聖光応援団の悲鳴と溜め息が響いた
2年連続して同じ3回戦での対決は
結果…
2年連続のPK戦
2年連続で宇部中央が勝ちあがった
更に聖光はこれで3年連続のPK戦敗退
山本監督にも選手にもかける言葉見付からず
これも、サッカー…
準々決勝はいよいよ乃木浜の芝のピッチ!
2試合同時スタートで計4試合です
翌日は維新公園で準決勝2試合
快勝のチームも辛勝の高校も
この1週間でどのように維持し、立て直すか
大会自体も後半、です