ちひろとみすゞTime

毎週日曜日 午前10:30~11:00

日曜のリフレッシュTime

金子みすゞの詩を歌い語る
シンガーソングライター ちひろが
やさしい陽だまりのような"みすゞさんの心"を
ゆったりとお届けします
あなたの心に寄り添ってくれる
『みすゞさんの詩』に出会えますように…

ちひろとみすゞの朗読Time

10月4日にご紹介した金子みすゞの詩

『紙鉄砲』
みすゞさんが子どもの頃は、紙鉄砲は篠竹(しのだけ)の筒に、紙玉を押し出すというものでした。現代は、折り紙で作り、鉄砲の音のように鳴らす遊びです。
この詩は、紙鉄砲が一日で流行った様子と、秋が一日でやってきたことを詠っていますが、「ポン、ポン、ポン」という音を綴って、秋がいきなりやってきたこと、それが嬉しいことも比喩しています。いつの時代も、秋は、いきなりやってくるんですね。
暑い暑い夏を乗り切ったあとの、その爽やかさ、秋晴れに響く紙鉄砲の音です。

ブログ

金子みすゞの母校・長門市立仙崎小学校4年生との交流

2026年09月07日

金子みすゞさんの母校でもある長門市立仙崎小学校とは、色々交流を深めています。

今、4年生の皆さんと一緒に進めているのが、「自分たちのふるさとの歌をつくろう」という特別学習。その外部サポーターとして関わっています。

6月からスタートし、来年の2月に完成させた歌を初披露する予定です。毎月、仙崎の町を歩きながら、みすゞさんの眼差し、歴史、人、受け継がれてきた文化などを体感してきましたが、学んだことを10月からは歌詞に仕上げていきます。

仙崎の子どもたちは本当に素直で、そして町の人もいつも温かい。横断歩道を渡る子どもたちが、止まってくれた車にみんなで手を振ります。ただ渡るだけではなく、挨拶をするんです。すると、車の人も笑顔で応えてくれます。横断歩道を渡る時間さえ、ほのぼのとした、温かい故郷の光景なのです。

小さな一コマ一コマが、とても優しい景色として心に残る仙崎。

その仙崎は、戦後9千人の町でしたが、そこへ1年間で41万人もの引揚者が帰って来た港町でもあります。全国各地におられる仙崎に引き揚げた方々と、私はコンサートで巡り会うのですが、口を揃えて仰るのが、「食糧難だったにも関わらず、仙崎の人たちは自分たちに貴重なお米を炊いて、おにぎりを握ってくれた。あの美味しさは、一生忘れられない」と、体を震わせながら仰るエピソードです。仙崎の人たちも大変なはずなのに、それ以上に必死に命からがら大陸から逃げてきた人たちを温かく迎え入れる町。それが仙崎なのです。そこに金子みすゞが生まれ、そして今、子どもたちは、命が繋がれて、その仙崎に暮している。

ふるさと・仙崎を誇りに思う、その大切な心を歌にするプロジェクト。

番組でもまた詳しくお伝えしますので、ぜひ、応援してくださいね。

 

  • 仙崎小学校のホームページに「町あるき」した様子が少し紹介されています

http://www.nagato-shi-school.jp/senzaki-es/2026/06/24/


出演者

ちひろ

シンガーソングライター

出演番組

ご意見・ご感想はこちら
メール:cmt@kry.co.jp
FAX:0834-32-9000
ハガキ:〒745-8686 山口放送「ちひろとみすゞTime」係