環境保護活動支援事業
二ホンアワサンゴを守れ!プロジェクト
瀬戸内海国立公園の一角、周防大島町地家室の海は、世界有数の二ホンアワサンゴ生息地です。日頃、地元のNPO団体や周防大島高校が取り組んでいる保護活動を、24時間テレビが支援しました。梅雨の晴れ間の土曜日。照り付ける太陽の下、二ホンアワサンゴが棲む美しい海を守ろうと、小学生から高齢者まで、島の内外から、150名を超えるご参加をいただきました。ご協力ありがとうございました。
生息地最寄りの海岸清掃。およそ1時間の活動でしたが、空き缶やビン、プラスチックなど…当初の想定を大きく上回るゴミを回収しました。周防大島高校と山口県立大学の生徒・学生の皆さんは、二ホンアワサンゴの海に、土砂が流入するのを防ぐため、海に隣接する耕作放棄畑や荒廃林の整備を行いました。
「多くの人に二ホンアワサンゴ生息地を訪れてもらい、知ってもらいたい」との思いで企画した今回のプロジェクト。参加者からは「初めて来た」「思っていた以上に美しい海」「二ホンアワサンゴを実際に見てみたい」との感想が聞かれました。ゴミを回収する、草刈をする…二ホンアワサンゴの保護活動を続けていくには、まずは、ファンを増やしていくことが大切だと感じました。そのきっかけ作りとして、24時間テレビは、引き続き支援していきます。
参加者集合写真
二ホンアワサンゴ説明(1)
二ホンアワサンゴ説明(2)
耕作放棄地草刈(1)
耕作放棄地草刈(2)
二ホンアワサンゴ海岸清掃(1)
二ホンアワサンゴ海岸清掃(2)
分別作業
回収ゴミ
実施日時 | 2023年6月17日(土) 9:00~14:00 |
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天気 | 晴れ |
ボランティア 参加者総人数 | 150名 |
清掃場所 | 周防大島町地家室 |
ゴミ回収量 | ごみ袋80袋分、プラスチックゴミ、ペットボトル、ビン、缶、発砲スチロール、雑草、竹など |
主催 | 自然と釣りのネットワーク 山口県東部海域にエコツーリズムを推進する会 山口放送/24時間テレビチャリティー委員会 |
後援 | 周防大島町/周防大島町教育委員会 |
協力 | 周防大島高校/山口県立大学 |
綾羅木海岸クリーンプロジェクト
心配していた雨もあがり、曇り空で迎えたプロジェクト当日。下関市綾羅木海岸には、当初の予定を上回る、約550人が集まりました。2006年、綾羅木地区連合婦人会のメンバーが始めた清掃活動。海岸や河口に漂着する大量のごみを地道に集め続けて16年。活動の輪は次第に広がり、地元の中学生や大学生たちも参加するようになりました。さらに、去年からは、綾羅木自治連合会青年部も、毎月、清掃活動を始めました。24時間テレビが支援したこの日は、学校の部活動やスポーツ少年団のユニフォームを着た小中学生、親子連れ、近所で連れだって参加した人たち…綾羅木地区の住民はもちろん、魚釣りに訪れていた若者たちも参加して、一緒にごみを集めました。
響灘に面した綾羅木海岸には、年間を通じて、海洋ごみが漂着します。さらに、綾羅木川の河口には、海洋ごみに加えて上流からのごみも多く見られます。漂着ごみの清掃は、日々、地元住民の地道な努力の積み重ねで、その結果、美しい海岸が保たれます。当日は、大雨の直後だったこともあり、海岸や河口には、大量のごみ…
およそ1時間の清掃活動で、ごみ袋300袋以上、ポリタンクやプラスチックごみ、漁具、樹木などが集まりました。
参加者は、「この日の活動をきっかけに取り組みの輪を将来にわたって、美しい海岸・美しい海を守っていきたい」と意気込んでいました。
集合写真
清掃の様子(1)
清掃の様子(2)
清掃の様子(3)
清掃の様子(4)
分別作業(1)
分別作業(2)
収集したごみ
実施日時 | 2022年7月17日(日) 9:00~10:00 |
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天気 | くもり |
ボランティア 参加者総人数 | 550名 |
清掃場所 | 下関市綾羅木海岸 |
ゴミ回収量 | ごみ袋300袋以上、ポリタンクやプラスチックごみ、漁具、樹木 |
主催 | 綾羅木地区連合婦人会/綾羅木地区自治連合会青年部 |
協力 | KRY山口放送、公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会 |
「粟野川水系クリーン大作戦」応援プロジェクト
当日は朝にも関わらず、30℃を超える中での作業でした。
今回の活動は、年間を通して活動を行っている「下関市豊北快適環境づくり推進協議会」の活動の一環で「粟野川水系クリーン大作戦」に24時間テレビが応援に入りました。
「粟野川水系クリーン大作戦」は豊北町を流れる粟野川及び粟野川支流を4つのエリアに分けて一斉に清掃を行っている活動で、粟野小河内河川公園、粟野郷東河川公園、田耕西長門コンクリート駐車場、豊北総合支所庁舎玄関前が会場となり、今回、粟野郷東河川公園に24時間テレビが応援に入りました。
参加者は粟野川と共に生きよう会の方や、粟野地区・滝部地区・田耕地区の自治会の方を中心に集まってくださいました。
草刈り、ゴミ拾いに参加することにより、豊北町の貴重な飲用水源であるとともに、美しい水辺空間でもある「粟野川」の大切さを改めて再認識して頂けたと思います。
自然の豊かさを感じつつ、地域をよりよくするための一層の意識の向上を図り、ゴミや廃棄物を見て環境への影響を考え、また草刈りを行うことにより「自分たちの地域の川を守っていく」という意識を持ち、「24時間テレビ」の趣旨の一つを啓蒙することが出来たと感じています。
開会式
草を刈る様子
刈った草を集め、ゴミ袋に詰める
清掃の様子
川岸ゴミ拾い
集めたゴミ袋を川沿いに回収する様子
ゴミの量400㎏
閉会式・集合写真
実施日時 | 2019年7月28日(日) 8:00~9:00 |
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天気 | 晴れ |
ボランティア 参加者総人数 | 43名 |
清掃場所 | 山口県下関市豊北町粟野地区 粟野郷東河川公園 |
ゴミ回収量 | 400㎏ |
主催 | 下関市豊北総合支所、下関市豊北快適環境づくり推進協議会 |
協力 | KRY山口放送、公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会 |
「里潮音寺山里山づくり」応援プロジェクト
6月24日(日)、光市浅江地区の地域方々の憩いの場である「潮音寺山」の里山整備が無事行われました。
この活動には、主催の地域ボランティア団体の浅江コミュニティ協議会、そして地元、光市浅江小学校の児童や保護者、浅江小教員、光市職員、KRYボランティアなど約130人が参加、地域全体での環境保護・整備活動となりました。
前日の雨の影響もなく、日頃からこの里山を遊び場として利用している浅江小の児童らは、特に率先して雑草取りや、伐採された雑木の運搬に汗を流し取り組んでいました。
また、この里山には、地元の地名が名付けられた野菊=「ニジガハマギク」が自生しており、定期的な山の整備を行い、保護活動にも取り組んでいます。
雑草や木々の成長が早いこの時期は、放置すると山道や、ふもとなど整備に大変な労力がかかるといいます。
この日、光市の協力で2tと2.7tの2台のパッカー車が出動、次々と雑草や雑木が運び込まれていきました。
長年整備活動を続けてこられた、主催の浅江コミュニティ協議会から、「この24時間テレビの里山整備活動を通じて、特に子供たちがあらためて地元の自然に感謝、地域の方々に感謝の気持ちを持つ良いきっかけになりました」とのお言葉と共に、24時間テレビの環境保護支援活動に深い理解をいただきました。
作業を終えた、地域の方々の爽快な笑顔が印象的でした。
開会式
山のふもとの雑草取り
児童が山のふもとの雑草取り
山道で通行に危険な雑木を伐採しリレーでふもいとまで運ぶ参加者
リヤカーで雑木を運ぶ児童
児童がパッカー車へ雑木を運ぶ
整備された里山で記念撮影
実施日時 | 2018年6月24日(日) 8:30~10:30 |
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天気 | 晴れ |
ボランティア 参加者総人数 | 130名 |
清掃場所 | 山口県光市浅江 潮音寺山 |
ゴミ回収量 | 約5t |
主催 | 浅江コミュニティ協議会 |
協力 | 光市立浅江小学校、光市、KRY山口放送、公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会 |
「里山ビオトープ二俣瀬をつくる会」応援プロジェクト
当日は梅雨の合間の晴天での作業でした。
今回の活動は、年間を通して活動を行っている「里山ビオトープ二俣瀬をつくる会」の活動の一環で「草刈・エコアップの維持管理活動を行う日」に24時間テレビが応援に入りました。
本来の会のメンバーに加え、24時間テレビが応援するとのことで地元の小中学生、また日ごろは参加されていない近隣住民の方々も参加して下さいました。
参加者は草刈り、ゴミ拾いに参加することにより、子供達には環境教育、大人達には水辺環境の実態と保全の重要性を再認識して頂けたと思います。
ビオトープとは、ドイツ語の造語で「昔からそこにいた生き物たちが自分の力で生きていけるところ」という意味です。
「里山ビオトープ二俣瀬」は、本来のビオトープの意味に加え、自然と町の接点、緩衝地帯である「里山」の再生に取り組んでいます。
自然の豊かさを感じつつ、地域をよりよくするための一層の意識の向上を図り、ゴミや廃棄物を見て環境への影響を考え、また草刈りを行うことにより「自分たち自身が里山を守っていく」という意識を持ち、「24時間テレビ」の趣旨の一つを啓蒙することが出来たと感じています。
また、今回は日ごろ手弁当で作業している会が費用の関係でどうしても作業できなかった、外来種を含む汚泥の撤去もパワーショベルを入れ24時間テレビが応援しました。
開始式 会長の挨拶のあとクリーンアップ方法などを習いました
地元の子供会も参加です
さあクリーンアップ開始です
事前に刈っておいた草木を運び上げます
小川でも泥を取り除きます
田んぼの中も草刈です
刈った草木を運搬
草木は続々と集められ運ばれます
運び込む場所はここ 堆肥にしてカブト虫を育てます
カブト虫の森です
堆肥になるよう子供たちもしっかり踏み込みます
これまで除去できなかった外来種を含む土を重機を使って再生利用
クリーンアップで里山はまた息を吹き返しました
実施日時 | 2017年6月17日(土) 9:00~12:00 |
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天気 | 晴れ |
ボランティア 参加者総人数 | 120名 |
清掃場所 | 山口県宇部市車地 里山ビオトープ二俣瀬(約5300平方メートル) |
ゴミ回収量 | 約5t |
主催 | 里山ビオトープ二俣瀬をつくる会 |
協力 | KRY山口放送・公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会 |