令和7年度
山口県公立高校
入試解答速報

3月5日(水) 午後4:50~5:53
(KRY公式Youtubeでも同時配信)

山口県公立高校入試当日に、
TOP-U予備校講師陣のわかりやすい解説とともに、
解答速報をお届けしました。

第一次募集入学志願者数
(山口県高校教育課 2/21)
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国語

TOP-U予備校 宇部進学教室

春原 友樹 先生

 今年の問題は、大問6、小問28で、問題構成は例年通りでした。漢文は、昨年の漢詩から漢文に変更され、一昨年までの通例の形式に戻りました。記述問題の指定文字数が増えた分、出題数は1問減少しました。作文は3つの四字熟語から1つ選び、読書の魅力を紹介する文章を書かせるものでした。小説・論説・古文・漢文と幅広い分野の文章題の演習量をしっかりとり、併せて文法の理解も深めていきましょう。

数学

TOP-U予備校 宇部進学教室

井上 学 先生

今年度の数学は大問8問、小問22問で問題数は昨年と同じでした。内容は式の計算・関数・図形・統計と全分野から出題された。大問7の(2)は面積が2倍のとき対応する線分の長さが√2倍になることに気付けると計算量が少なくなった。大問8の(2)は直角三角形の性質と円の半径をうまく使い立式することが必要でやや難問であった。配点が4点の問題が4問あり、それが正解できたかが合計点に影響したと思われる。

英語

TOP-U予備校 宇部進学教室

田村 侑香 先生

今年度の英語は、大問数6・小問数26で、小問数は昨年度より4問減少しました。大問構成は例年通りでしたが、過去10年以上変更のなかった大問1のリスニングにおいて、選択問題のみで、配点が1点減っています。文章中の英単語の数は一昨年とほぼ変わらず、中学1・2年生までに学習する文法が中心になっていました。大問6の自由英作文では、ディべードで、「情報を共有する際、電話よりメールの方がよい」という立場で、理由を二つ述べる形式でした。昨年と同様、全科目において最も高い配点である8点が与えられています。

社会

TOP-U予備校 宇部進学教室

大瀬 泰三 先生

今年度の社会は大問が6問、小問が37題で、小問数が3問減少しました。問題の内訳は地理が34%、歴史が38%、公民が28%で歴史の割合が高くなっていました。また短文記述は昨年同様でした。これらは配点が高いため来年度入試を迎えられる皆さんは表現力を鍛える訓練を今のうちからしておきましょう。

理科

TOP-U予備校 宇部進学教室

平山 訓 先生

大問数は9問、小問数は31問で3問減少しました。硫化鉄、体細胞分裂、地層、磁界、動物の分類、天気、塩化銅・ダニエル電池、物体の運動、塩化カルシウム(融雪剤)からの出題でした。例年通り実験・観察が多く、やや易しくなったと思われます。