ご昭和ください

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昭和の消しゴム

2019年11月03日

昭和46年生まれ48歳の高橋裕です。

今日は「昭和の消しゴム」で30分。

 

子供の頃に一番印象に残っているのが
長方形で両端が斜めに丸くなっている「砂消し」です。
確か半分が普通の鉛筆を消す消しゴムで、
もう半分が万年筆を消す砂消しでした。
砂消しは、今の消せるボールペンのように、
摩擦熱で消える特殊なものでなく、
書かれた紙の部分を擦りとるものだったので、
消された箇所は紙が薄くなり透けていました。
ちなみに、砂消しの反対側の普通の消しゴムは
ツルツルしていて、まるで消えず、
逆に鉛筆の文字がすれて、汚れる消しゴム状態でしたね。

昭和の消しゴムで一番に思い出すのは、
鉛筆にくっついた消しゴムです。
いつもは、消しゴムなしの安い鉛筆しか
買えなかったのですが、正月に祖母が
「何か?買いなさい」とお年玉を奮発してくれ、
近くの商店で念願だった消しゴムつき鉛筆を買いました。
「やっと、買えた!」と
ワクワク・ウキウキ・ルンルン気分で帰宅して、
いざ消しゴムつき鉛筆を使ってみると、
消しゴムがよく消えない!とガクッときた。
何回も、鉛筆にくっている消しゴムで消してみましたが、
紙やノートがバリッとやぶれてしまい、
なおガクッとなりました。私は「あ~!ショック!」と、
畳に寝転がってしまいました。
「せっかく、お年玉使い、買ったのにぃ!
消しゴム、あっという間になくなっちゃったじゃん!
悔しい!」と、部屋で大絶叫!心配した祖母が
「わぁわぁ、何を、叫びよるかね?」と
部屋をのぞき苦笑いしていました。

私は、香りつきの消しゴムがでたての、
あまりに美味しそうな香りだったのでかじりましたが、
あまりにも味気なく不味かったの、吐き出しました。
何の香りだったか…多分「グレープ」だったと思います。
それ以来、「これは香りだけで、味はついちょらんのだ」と
分かりました。

私が小学生の頃、
クラスで流行っていた遊びが「消しゴム落とし」でした。
対戦形式で、教室の机の上にそれぞれの消しゴムを
数個ずつ並べ、デコピンの要領で自分の消しゴムを
弾き飛ばして相手の消しゴムに当てて机から落とし、
相手のものを全部落とした方が勝ちというゲームでした。
私もこれに没頭し
「どれが消しゴム落としで強い消しゴムなのか」を
研究する為たくさん消しゴムを買いました。
そして行き着いた結論が
「なるべく平べったくてゴム質が柔らかく、
机にピタッとひっつくもの」でした。
その消しゴムの面に「ハァーハァー」息を吹きかけ
机に力を入れてギューっと押し付けると、
まるで吸盤のように消しゴムがピタッとひっついて
全く動かなくなるのです。
それで相手の攻撃にも微動だにせず
簡単に弾き返してしまう防御力で
かなり強いチームを誇ってました!
その消しゴムが「モンチッチ」のキャラクターが
プリントされたもので、
私は「最強のモンチッチ軍団」と呼んで悦に浸ってました。
もちろん勉強する為に使う消しゴムとは別にして、
一度も消しゴムとして使うことはなく
大事に所有していましたが、
今思うと他愛もない遊びにかなり情熱を捧げていましたね。

 

さて、次週11/10のテーマも
「昭和の消しゴム」で行きましょう。
来週も昭和の消しゴムの思い出・メッセージを
お待ちしております!

 

そして、お知らせです!
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皆さん、買いに来てくださいませ!!