ご昭和ください

ご昭和ください ブログ

昭和のトウモロコシ・コーン

2020年08月02日

昭和46年生まれ7月16日で49歳になりました!高橋裕です。

今週は「昭和のトウモロコシ・コーン」で30分。

 

当時、下松市の中市~元町の商店街は、
夏休みの土曜日の夜に土曜夜市が開催されていて、
夜店がズラリ並んでいました。
ある時(昭和55~57)、
焼きトウモロコシの匂いにつられたわたくしは、
どうしても焼きトウモロコシが食べたくて、
実母にねだって買ってもらったけど、
当時の価格で500円だったから実母は悲鳴を上げていました。
今でもトウモロコシを見ると、
そのことを思い出してしまいます。

昭和の「トーもろこし」の思い出。
初めて「トーもろこし」を食べたのは、小学3年生の時です。
その日の、給食の献立に
「茹でトーもろこし」と書いてあるのを見て、
どんな物が出てくるのか、すごく楽しみでした。
どうやって食べればよいかわからず、
担任の先生に訊いたら
「ハーモニカを吹く時みたいに、両手で持って、
かぶりつきゃーええんじゃ」と教えてくださいました。
一口食べて「コーンじゃん」と言ったら
「トーもろこしを、1つずつばらばらにしたのを、
コーンって言うんじゃろー」と教えてくれた同級生を信じて、
納得したこと、今も鮮明に憶えています。

とうもろこしで連想するのは、今で言う「シリアル」です。
CMの影響もあり、子供ながらに「シスコーン」や
「コーン・フロスト」等に牛乳をかけ、
それを朝食に食べるアメリカンスタイルに憧れました。
半分は、商品に付いてるオマケ目当て。
しかしながら、当時、ウチの父から見れば、
シリアルはお菓子でした!
朝食は「御飯に味噌汁」が基本の我が家で、
子供が親と違う朝食を食べる、
しかもお菓子など許されるはずもありません。
小さなオマケも付いていない小箱のシリアルをオヤツとして、
たまに買って貰えるのが精々でした。
因みに一番好きな味は、チョコレート味の「コンボ」でした。

昭和のコーン。それは昭和が終わる頃に
何故かコーンポタージュスープにはまりまして、
スープにコーンの粒を浮かべて飲んでいました。
3年間ほど、休みの日の朝は毎回飲んでいました。
平成に変わった頃から飲まなくなりました。
ただ缶のコーンスープは飲んでいましたが、
これは最後にコーンが残るのが嫌でしたね。
もう一つこれは聞いた話ですが、
悪ガキが酪農家の近くの畑でトウモロコシができていたので、
黙って食べると、とてもまずかったらしいです。
どうやらそれは飼料用のトウモロコシで
牛が食べるものだったそうです。

私は北海道生まれなので、
子どもの頃はトウモロコシをとうきびと言っていました。
私はヤングコーンが好きなんですけど、
ヤングコーンという名前には
「ナウなヤング」みたいな昭和の香りを感じます。
ヤングコーンを初めて食べたのは
家賃3千円の部屋に住んでいた19歳の頃、
共同台所が汚くて自炊してなかったので、
仕送りがあった日に久々に行ったレストランで、
野菜不足の自分のために注文したサラダに入っていました。
ミニチュアみたいにかわいくて、歯に挟まることもなく、
まるごと食べられて、普通のトウモロコシを品種改良して
小さくした物かと思っていたら、
普通のトウモロコシを小さいうちに収穫したのが
ヤングコーンだと最近知りました。

 

さて、次週8/9も
「昭和のトウモロコシ、コーン」で行きましょう。
ラーメンの塩バターコーンのコーンを
ひとつ残らずすくって食べた、
レストランのコーンポタージュに感動した、
次週も昭和のトウモロコシ・コーン話をお待ちしております!