ご昭和ください

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昭和のゴジラ

2023年11月05日

昭和46年生まれ52歳、高橋裕です。
 
今日は「昭和のゴジラ」で30分。
ゴジラ70周年記念作品『ゴジラ-1.0』公開を記念してお送りしました。
 
ゴジラを観ていて伊福部昭さんのゴジラのテーマが聴こえてくると、
「ゴジラ♪ゴジラ♪ゴジラが出てくるぞ♪」と自分なりの歌詞をつけて心の中で歌ってしまいます。
 
 
私が最初に観たゴジラ映画は、「ゴジラ、エビラ、モスラ、南海の大決闘」でしたが、印象に残っているのは、NHKでテレビ放送された初代「ゴジラ」です。昭和40年代の始めだったと思います。
当日、新聞のテレビ欄で「ゴジラ」の文字を見かけて、家族がデパートに買い物に行くのに、一人家に残ってブラウン管にかじりつきました。一人で観た「ゴジラ」は想像以上に素晴らしく、そして恐ろしいものでした。これ以降、私は伊福部昭さんの音楽のファンになり、長じてハードロック/ヘヴィーメタルを聞くようになりました。当時はリバイバル上映が多く、母と「モスラ対ゴジラ」を、父と「キングコング対ゴジラ」と「三大怪獣史上最大の決戦」と「怪獣大戦争」を、中学生になってからは妹を連れて、「モスラ」と「海底軍艦」と「キングコングの逆襲」を観に行きました。良い時代でした。
 
私がキチンと映画館でゴジラを観たのは昭和46年、東宝チャンピオンまつりのメインプログラムでありました「ヘドラ対ゴジラ」です。
忘れもしない近所の仲良しのマコちゃんとカズちゃんと3人で観に行ったのを憶えてますね。あの時、我々が注目していたのが「ゴジラが初めて空を飛ぶ!」ってぇ事だったのですが…今までのゴジラとは雰囲気が違う。この頃の“ゴジラは人間の味方”的な流れを踏襲しながらも、異様な内容と描写。さらに主題歌の「返せ!太陽を」の歌詞が…
「水銀 コバルト カドミウム、ナマリ 硫酸 オキシダン~」
…当時の公害問題を、劇中にも登場する麻里圭子がストレートに歌い上げ、サイケな全身タイツでゴーゴー喫茶で踊る。そして、ヘドロの権化の様な気味の悪いヘドラの登場と街に広がる被害の描写がシリーズ随一の異様さでした。
 
僕らの年代で、子供の頃のゴジラと言えば、やっぱり「しぇ~」ですね。おそまつ君に出てくるイヤミを真似して「しぇ~」をするゴジラを映画館で楽しく見たのを覚えてます。
しぇ~をしたり、息子のミニラが出てきたりと、昭和のゴジラは子供に寄り添ってましたね。でもこの歳になると、ミレニアムシリーズや、シン・ゴジラのようにリアルなのが面白いです。
 
私が、ゴジラに出てくる怪獣で一番好きなのが、「キングギドラ」です。
小さい頃、長い首が3つもある金色のドラゴンは、とてもかっこよく心を奪われました。でも映画では、ゴジラ、ラドン、モスラの幼虫が、寄ってたかってキングギドラに攻撃していたのを見て密かにキングギドラを応援していたのを思い出しました。
 
 
さて、今回、かなり反応があったので、次週も「昭和のゴジラ」で行きましょう!
“ゴジラのネタなら何時間でも喋りますよ”山根さんのゴジラネタの引き出しの深さ・広さ、流石ですね~。
そしてそして、今回は、ゴジラ70周年記念作品『ゴジラ-1.0』公開を記念して、『ゴジラ-1.0』特製ステッカー、5パターンをセットにして5名様にプレゼントします。
メール・ハガキ・ファックスでお待ちしています。
ご昭和ください、ゴジラステッカー係 と書いて番組までお送りください。11/9(木)締め切りです。

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そして、ご昭和くださいのYouTube動画。
毎週水曜日に更新してます。
https://www.youtube.com/watch?v=jEtrwPXt23A
今回は「昭和の粗品①」
今回は山根さん、“カモシカのような足”に引っ掛かってます。