ご昭和ください ブログ
昭和のへびPART2
2022年04月24日
昭和46年生まれ50歳、高橋裕です。
今週は「昭和のへびPART2」で30分。
小学生の頃、私の身長ほどもある白蛇が床下から這い出てきたことがありました。(実家は岩国市)しっとりツヤツヤの白い肌にルビーのように輝く赤い目。怖いというよりその美しさに釘つけになりました。
さて、この白蛇さまをどうしようと悩んだ大人たちは市役所に連絡。係のおじさんが迎えに来て頭をさっと掴むと、くるくるっとその腕に巻きつき、そのまま車に乗ってさって行きました。神様のお使いと呼ばれるにふさわしい、神々しいお姿でした。
昭和40年頃、自宅は、わらぶき屋根の木造平屋建ての家でした。
夕食後、リビング(6畳の和室)で、家族みんなでテレビを見ていたら、天井裏から大きなヘビが、身体の一部を出して、神棚の上で我々の方を見ていました。小学生だった私は、「大きなヘビがでちょる」と言って大騒ぎをしたのですが、父親は冷静に、「ヘビは、家の守り神じゃから、いじめたり、追い出したりしちゃいけんど」と言っていました。
その後、ヘビは、しばらく私たちの顔を見ていましたが、知らないうちに、元のように、天井裏に帰っていきました。その時に、家には、守り神であるヘビが住み着いているのだという事を教えられました。
子どもの頃、身体が弱い私を心配して祖母が大阪でマムシの粉末を買って飲ましてくれたのを思い出しました。美味しくないし気持ち悪かったのですが何年か続けました。今でも大阪では有名な会社で、電車から大きな看板をみると懐かしい気持ちになります。
我が家には30年前に叔父から沖縄の土産で頂いたハブ酒があります。涼しい日陰の場所でずっと保管されてたので、色あせる事無くぐるぐる巻きのハブが瓶の中で酒に浸かっています。
ちなみに夫が最近飲みましたが、けっこう美味しかったそうです。
岩国市で勤務していた昭和62年頃、職場の構内駐車場の公用車の下に青大将が潜り込んだので、誰も車に乗ろうとしないでいると、20代の独身女子職員がボンネットを開けエンジンルームにいた蛇の尻尾を手で掴みビニール袋に捕獲しました。どうするのか尋ねると、岩国城の麓の宿舎の裏山に逃がしてやると言うので、以後栄養士の彼女のニックネームは「蛇女」になりました。
ヘビで思い出したのはまむしドリンクです。私は中学時代、バレー部でした。そして結構強かったんです。夏にある県の選手権大会で、顧問の先生から試合の前に「まむしドリンク」を渡され飲めというのです。15歳の私は初めてそんなものがあるのを知り、ラベルにはヘビのような絵があり、ヘビが入ってるみたいで気持ち悪かったのですが、その頃は顧問の先生から言われたら断れません。いやいや飲んだ記憶があります。
さて、次週、5/1のテーマは「昭和の行列」で行きましょう。
オープニングセール、花火大会、橋の渡り初め、遊園地の乗り物、大阪万博、有名なラーメン店etc.昭和の人は並ぶのが大好き、並んで当たり前でしたよね~。