ご昭和ください

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昭和のタンスPART2

2022年01月23日

昭和46年生まれ50歳、高橋裕です。
 
今週は「昭和のタンスPART2」で30分。
 
 
私が幼い頃、父は日曜大工でタンスなどの家具を自作していました。私も材料の買い出しについていったり、釘を打ったり、かんな屑を掃除したりなどの手伝いをしていました。
当時は、近所にホームセンターなどの便利なお店がなく、複数のお店をはしごして工具や木材、金物、塗料などの材料を買い回っていたことが記憶に残っております。
 
実家には91歳の母の嫁入り箪笥があります。約70年くらい前のものですが、ごく普通の箪笥だと思います。
ところが、この箪笥の真ん中の引き出しを開けると、「ファーン」閉めると「ファーン」 奇妙な和音を奏でるのです。
引き出しの奥に、ハーモニカの様なものが取り付けてあります。調べて見ると、「ハーモニカ箪笥」と言って、明治から昭和の初め頃作られていた様です。防犯目的だった様ですが、詳しいことは分からないので家具屋さんの方に聞いてみたいです。
 
それは、私が小学校6年の頃だったと思います。我が家のタンスは、大事なものや人目に触れたくないものなどを入れる書庫のようなものでした。
そんなある日、学校に提出する書類に印鑑がいるため、そのタンスの中を探していたところ、下の方にHな写真の載った週刊誌がありました。まだ小学生のウブな私は、そのグラビアに載っていたヌードの写真に釘付けになりました。その綺麗なお姉さんの写真はかなり衝撃だったことを覚えています。
その時以来、期待して何度かそこを覗きましたが、週刊誌を見つけることはありませんでした。今にして思えばただの週刊誌でしたが、子供にはかなりの刺激だったんでしょうね。大人になって、週刊誌を買えるようになった今でも週刊誌のHなグラビアを見るとその時のことを思い出します。
 
このテーマが分かっていたら、年末に実家に帰った時に写真を撮ってくるんでした。たぶん、ウルトラマンの科特隊や、ウルトラ警備隊のマークのシールや、風船ガムに付いていた、爪でこすって貼り付ける、エイトマンやワンダースリーのシールが、まだ貼ってあったじゃないかと思うんですよね。残念。
 
台所の水屋は、何か食い物が隠れている事があるのでよく開けてましたが、床の間にある古げなタンスは、上の引出しには通帳や難しげな書類が、下の引出しにはお袋の着物が入っていて、子供の自分には魅力はありませんでした。
ある日、何の気なしに上の引出しを開けると、何と板チョコが入っているじゃあーりませんか。何も考えず、すぐ頂きました。普通のチョコレートでした。
数日経ってお袋が「引出しにあった、虫下しのチョコレート知らんかね?」と聞いて来たんで、それが薬だと知りました。
 
 
さて、次回、1/30のテーマは「昭和のポテト」。
僕は幼稚園の頃、ハンバーガーショップで食べたポテトが初ポテトですが、山根さんは給食のポテトサラダだとか、リンゴが入った。ポテト…チップスもありますね。海苔塩以外に、コンソメパンチが出た時は衝撃でしたね~。
次週は昭和のポテトでお待ちしております!
 
 
そして、毎週水曜日更新のご昭和くださいYouTube動画もどうぞご覧ください。
今週は「昭和のカニ」。
https://www.youtube.com/watch?v=jI6y8ZrKR-A&t=202s
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