ご昭和ください

ご昭和ください ブログ

昭和の郵便PART3

2021年12月05日

昭和46年生まれ50歳、高橋裕です。
 
今週は、「昭和の郵便PART3」で30分。
久々の3週に渡ってのテーマ。
 
 
今から30数年前の中学生の時、海外の銀幕のスターに夢中でした。当時、確か月刊誌だった「スクリーン」や「ロードショー」を夢中になって近所の本屋さんで立ち読みしていました。ある日、憧れのスターにファンレターが送れる様に多分…所属事務所であろう住所が掲載されてる事に気づき、早速、お年玉貯金を引き出して月刊誌を購入。近所の小さな郵便局の方から海外への手紙の出し方等を色々レクチャーして貰い、中学生の英語のバイブルNEWHORIZONを片手に、必死に単語を並べただけのファンレターを薄っぺらの茶封筒で、
ファラ・フォーセット
ブルック・シールズ
フィービー・ケイツ
ソフィー・マルソー
クリント・イーストウッド
の選ばれし5人に郵送し、全く返信が無かった事を鮮明に記憶しています。
 
中2の時に千葉から広島に転校しました。それから仲の良かった男の子と文通を始めました。あちらでの学校の出来事、修学旅行に一緒に行きたかったね~などと、その時の写真などを送ってくれたり、好きな歌手の歌をカセットテープに吹き込んで送ってくれました。今のように料金を気にすることなく電話で話す事の出来なかった時代、カセットテープに声を吹き込んで交換しました。こちらから投函して(関東まで)約3日、あちらが読んで返事を書いて投函してそれから3日、1週間おきの手紙です。届くはずの日にはポストの中を何度も確認してとても待ち遠しかったです。
 
SNSも携帯電話も無い時代の青春時代の必須アイテムは、文通だった様に思います。もちろん私も遠距離になった中学からの彼女・学校の同級生からの紹介・そして雑誌の文通コーナーでの方と各自、月に2回程送っていました。
そんな時に目に付いたのはカセットテープを郵送するケース。ハガキサイズの箱に声を吹き込んだカセットテープを…文字を書くより遥かに楽でしたし、戻って来るカセットテープからの彼女の声を何度も何度も。簡単に電話が出来ない時代の郵便の思い出です。
 
若い頃の郵便と言えば文通ですね。中学卒後から4年ほど文通して、その当時、明星友の会「文通友の会」に愛知県で入会、山口県に移っても引き続き紹介していただき、文通してきました。手紙を出しては返事を楽しみにしていました。毎日のように郵便受けポストを見ていました。妻とはこの「文通友の会」でめぐり合えました。
 
子供の頃の趣味は切手収集でした。高校生のころまで、みっちり集めてました。近くに、趣味の切手を売る「スタンプショップ」はなかったので、通信販売がメインでした。
毎月、切手のセットか何種類か送られて来て、好きな切手を取り、残りは同封の返信用封筒で送り返すという、人を信用したシステム。代金は郵便局で、定額の小為替を買い同封してました。
昔のソ連、中国、韓国から、ブラジルドミニカとかトルコとか、沢山あって楽しめました。
文字なんて読めませんから、図柄で買ってましたが、今の令和の時代では、スマホのカメラをかざすと、自動翻訳してくれる便利な物があり楽しんでます。ロシア語を翻訳してくれるなんて便利な世の中になりました。
 
 
さて、次回12/12のテーマは「昭和のカニ」で行きましょう。子供の頃、ばあちゃん家に行く道中の道端に何台も軽トラが停まっていて、「カニ」と書かれた看板を掲げて売っていた、カニ食べると無言になる、カニスプーンを上手に扱えた事がない、サワガニ、ワタリガニ…etc.、次週は、昭和時代のカニの思い出をお待ちしてます!
 
 
そして素敵なお知らせ!
ご昭和くださいのノベルティが新しくなりました。
今回は…扇子です!
「初代てぬぐい」→「ふろしき」→「2代目てぬぐい」と来て、今度は扇子です。
今週のプレゼントの方から扇子をお送りします。
今、工場で鋭意作製中ということですので、今しばらくお待ちくださいませ。
 
 
そして、ご昭和くださいのYouTube動画。
ぜひ、ご覧いただいて👍ボタンを!