大人の音楽堂 ブログ
QUEEN
2021年12月27日
バンドのフロントマンが亡くなっても継続してくれるのはファンならずとも音楽ファンには嬉しいことですね。その要因はやはり「楽曲」の力、魅力です。メンバーが変わっても継続しているグループは多くいます。LED ZEPPELINのようにオリジナルメンバーが一人亡くなって…「彼無しでは継続不可能」とある意味「スカッ」っと解散という場合もありますが、多くの場合、新たなメンバーを加えそのサウンドを継続、パワーアップさせているバンドもあります。しかし、それは「オリジナルメンバー」ではないので…といった声も多くあり「線」をひくファンもいます。個人的にはどちらでもいいのですが…ファンの間では永遠に論議されるテーマです。
さてQUEENはご存知のように「フレディー・マーキューリー」が亡くなり一時は解散、しかし、やはり、その人気と楽曲の力で復活を望む声は後を絶たない状況は続きます。「ブライアン・メイ」は精力的にソロ活動はしていました(金夜はロック座ではよく取り上げてました。特にコージー・パウエルとの活動は記憶に残っています)しかし、とてもかっこいいのですが、QUEENの時のような反響には届かない…その後「ロジャー・テイラー」とヴォーカルになんとあの「ポール・ロジャース」「アダム・ランバート」を迎え復活。あのQUEEN独特のサウンドをライブで継承し、それが受けている。曲の力、そのものかもしれません。そして映画「ボヘミアンラプソディー」の驚異的大ヒットは改めてQUEENとフレディの凄さを確認させられた…そんな印象です。
今回は初期の曲で構成しました。デビューした頃は日本で人気が出ます。これはやはり専門誌「ミュージック・ライフ」が積極的に取り上げたことが大きな影響です。編集長が女性だったわけで男性目線とは違う見方をしていたのではないかと思いますね。当時QUEENは白色を基調にした衣装でよく「少女漫画」から出てきた…などといわれていました。大英帝国から王子様が現れたのです。若い女性ファンに受けまくり…それまでの、なんかヘヴィーなロックやブルース的なロックファンからはミーハー的に思われ、評価は少し遅れます。私も少しそんな感じを受けましたが、アルバムを聴くとそんなことはみじんも無く個性的で聴いたことがないようなアンサンブルが耳に入ってきました。特にファースト、セカンド・アルバムはハードで大好きですね。強いインパクトを感じました。残念なのは存命の「ジョン・ディーコン」が解散を機に業界から引退…QUEENを支えた職人的ベースプレイは最高なのです。改めて聴くとやはりフレディーのピアノとアレンジ能力は凄い…そして4人のミラクル…QUEENいいですね。
2021年1月に始まった「大人の音楽堂~ういろうひねってみました」この1年お付き合い感謝いたします。なれないブログ…2022年も引き続き聴いていただければとお願いいたします。次回1月1日はKISSです。お楽しみに。
今回オンエア
NOW I'M HERE
KEEP YOURSELF ALIVE
SEVEN SEAS OF RHYE
DON’T STOP ME NOW
FAT BOTTOMED GIRLS
SOME BODY LOVE
SAVE ME