大人の音楽堂 ブログ
JEFF BECK
2021年01月12日
大学生の時に初めて北九州で観ました。長身のスタンリー・クラークを横に比較的小柄なベックは期待以上のライブを展開…
初めて真剣に聴いたのは中学の時「第2期ジェフ・ベック・グループ」「ラフアンドレディ(1971年発売)」でした。当時はマックス・ミドルトンのローズ・ピアノにも出会い大満足、ドラムはあのコージー・パウエル、以降リアルタイムに体験してきたわけで、毎回変化するその引き出しの深さに驚かされます。
その後BB&Aに今でも夢中…(BB&Aについては後日特集します。)
「世界には二種類のギタリストがいる。一つはJEFF BECK もう一つは他のギタリスト…」名言です。
そしてこの方、70歳を過ぎても、70年代の容姿と変わらないんです。
ベジタリアン?…ロック・ミュージシャンによくある「ドラッグ、アルコール女性…」といった噂は全くない…。
微妙なアーミング、ハーモニックスそしてフィンガー・ピッキング…
ライブ中に時々「ニヤリ…」これがとても良い…
有名な話ですが、趣味というよりこちらが本職?ホットロッド等の自動車が大好き…
時間があれば、車の整備らしい…
車にお金が必要になったらレコードを作る…なんて言われたこともあります。
オイルにまみれた両手が、2000年のアルバム「YOU BAD IT COMING」のカバーデザインに使用されています。
とにかく、空間を漂い奥行きのあるギター。世界遺産ですね。
山根由紀夫
【ON AIR曲】
Red Boots(1976)
People Get Ready(1985)
Scatterbrain(1975)
Blue Wind(1976)
Over The Rainbow(2003 Live)
Cause We've Ended As Lovers(1975 BGM)
Star Cycle(1980 BGM)
次回(1月16日)は、LED ZEPPELIN
「Stairway to Heaven 天国への階段」