ヤスベェの人生100歳満点!

転ばぬ先の知恵

2023年02月 月間アーカイブ
人生経験を重ねてからの財産管理
2023/02/26放送
出演者
上津原マネークリニック 代表 上津原 章 さん

◆今週もファイナンシャルプランナーで、柳井市で上津原マネークリニックを開業されている上津原 章さんにお越しいただきました。上津原さん、よろしくお願いします。
 
・よろしくお願いします。
 
 
◆先週は「まとまったお金が入ってきたら、どうする?」というテーマでお話いただきましたが、今週は何のお話をしていただけますか?
 
・今週は、「人生経験を重ねてからの財産管理」についてお話ししたいと思います。
 
 
◆「人生経験を重ねてからの財産管理」ですか?ということは、高齢になってからの財産管理ということですかね。よろしくお願いします。
 
・はい。お金や財産は、上手に計画的に使うことができれば、いくらあっても困ることはありません。それぞれの方の財産は、人生の出来事の積み重ねです。一つ申し上げるとすれば、財産管理は人生の記録として一生涯続けてほしいということです。
 
 
◆確かに今ある財産は、その方の人生の出来事の積み重ねの証と言えますね。
 
・まずは、身近なお金の管理についてお話しいたします。
最近は、家計簿もスマートフォンで記帳する時代です。すぐに計算や集計ができ、間違っていてもすぐに修正できます。でも、もしノートのような家計簿を記帳しているのであれば、そのまま続けてください。ぱっと見てすぐにわかります。集計ミスや計算ミスも同様です。もし気づかない時は身内の誰かに検算してもらいましょう。計算が間違っていたと指摘されても、指摘した方もやがては同じ道をたどると考えて、おおらかな心で再計算して記帳しましょう。家計簿は、お金の使い方が人の生きざまそのものだとすると、日記帳のようなものです。ボールペンなどの筆記具で記入した分だけ記憶に残ります。記憶に残れば、無駄な買い物も少なくなるかもしれません。
 
 
◆家計簿をずっとつけておられれば、それはまさに日記帳と同じですね。
 
・次に、保険の管理についてお話します。
保険の管理で肝心なものは、保険証券です。保険証券等の保険の大事な書類は、どこへ行ったか分からなくなる前に、クリアファイル等に入れて保管しましょう。火災保険やけがの保険のように、満期が定期的にやってくるものは、保険証券や約款を新しいものに差し替えてください。古いものは契約期間が終わったら廃棄して結構です。保険会社や保険代理店からの保険の見直しのお勧めは、ご自身が何歳になってもございます。見直した後の内容にメリットがあると感じた時も、知ったかぶりをせず、納得した上で見直すようにしてください。分からないことは質問するようにしましょう。ご家族に同席してもらうのもお勧めです。
 
 
◆保険証券は大切に保管すること。そして保険の見直しのあった場合、家族に同席してもらい一緒に聞くことも重要ということですね。
 
・最後に、不動産の管理についてお話しします。
ご自宅などの不動産をお持ちの方は、毎年固定資産税を支払っておられると存じます。その際は、納付書と一緒にある固定資産の評価が書かれた用紙は大事に保管しておいてください。ご自身がお持ちの不動産について確認する良い機会となります。次に気にかけたいことは、ご自宅やご実家に将来誰が住むかです。お子様が(ご実家に)戻られることも、そうではないこともあるでしょう。ご家族の中には、不動産の管理を面倒くさく感じる方もおられるかと思われます。早めにご家族で話し合われることをお勧めします。
 
 
◆これは大切なことですね。今や社会問題になっている「空き家問題」に繋がる可能性がありますからね。一言で「財産」と言っても色々とありますね。
 
・財産管理は、お仕事を退職された後も、一生涯続く仕事のようなものです。財産はご自身がしっかり把握されることが大事ですが、将来を見据えて、財産の行く末について早めにご家族と話し合われることをお勧めします。また財産管理は、他の専門家と一緒に仕事ができる、幅広い守備範囲に対応できる専門家に相談することをお勧めします。起きてからではなく、予防的な相談が効果的です。
 
 
◆「財産管理」は相続に繋がることなので、早めに家族と話し合い、きちんと管理し、揉めることが無いようにしたいですね。今日は大切な「財産管理」のお話をしていただきましたが、最後に上津原さん、一言お願いします。
 
・私を含むお金や財産管理に関わる専門家が集まって、2018年に実家見守り隊を結成いたしました。メンバーには、司法書士、行政書士、税理士、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナーがおります。年に数回、周南市で相続、遺言、財産管理、ご自宅や空き家等の不動産についての相談会を行っております。次回は4月の開催を予定しております。
ご興味のある方は平日に、
0820-24-1240「上津原マネークリニック」
までご連絡ください。
その際は、「ヤスベェの人生100点満点のラジオを聞いた」旨をお伝えください。
 
 
◆大切な相談会のお知らせですね。私からもお伝えしましょう。
相続、遺言、財産管理、ご自宅や空き家等の不動産についての相談会にご興味のある方は、平日に
0820-24-1240、0820-24-1240
上津原マネークリニック
までご連絡ください。
その際は「ヤスベェの人生100点満点のラジオを聞いた」旨をお伝えください。上津原さん、今日は大切なお話、ありがとうございました。
 
・ありがとうございました。

まとまったお金が入ってきたら、どうする?
2023/02/19放送
出演者
上津原マネークリニック 代表 上津原 章 さん

◆今週と来週は、柳井市で上津原マネークリニックを開いていらっしゃるファイナンシャルプランナー・上津原 章さんにお話をお伺いしたいと思います。上津原さん、お久しぶりです。よろしくお願いします。
 
・よろしくお願いします。
 
 
◆今日はどのようなお話をしていただけますか?
 
・今日は「まとまったお金が入ってきたら、どうする?」というテーマでお話してみたいと思います。
 
 
◆「まとまったお金が入ってきたら、どうする?」ですか?面白そうなテーマですね。よろしくお願いします。
 
・いろいろな職場で、定年退職という言葉をお聞きする時期になりました。人生100年時代と申しますが、皆様は、老後のお金のことが気にかかっておられませんか。長い人生には、まとまったお金が入る時があります。サラリーマンだと退職金、預貯金をたくさんお持ちのご親族からは相続財産といった具合です。もしかすると、皆様の中には、仮想通貨で大きく儲けた方、宝くじが当たった方、まとまったお金の入ったカバンを拾った方もおられるかもしれませんね(笑)。
 
 
◆確かに退職金や相続金、保険金などまとまったお金が入ることはありますね。
 
・皆さんは、まとまったお金が入ってきたらどうされますか。銀行の預金口座に入れられますか。住宅ローン等の借入金を一気に返済されますか。それとも、株式や投資信託等で資産運用をされますか。リスナーの皆様の人生が十人十色であるように、お金の使い方も人それぞれ違うのではないでしょうか。
 
 
◆どうされるかは様々でしょうね。
 
・まとまったお金が入って、重たくて持ち運べない金庫を買ったり金融機関で貸金庫を借りたりする前に、まずお勧めしたいことがあります。それがライフプラン(人生設計)の作成です。
 
 
◆ライフプラン(人生設計)の作成ですか?
 
・はい。ライフプランを作成する時は、お金の面と心の面との両方から考えます。まずは、お金の面、資金計画を考えます。現在の家計状況を元にして、まとまったお金が入ったらどうなるかをシミュレーションします。今のお金が預貯金中心の方は、まずは預貯金でお金をふやした場合で考えます。例えば、定年退職後の方を例にお話ししますと、収入が急減して年金が入るまでの数年間は家計が赤字になります。ご自宅のリフォーム、お車の購入、海外旅行等、まとまった支出を予定されている方もおられます。シミュレーションがあるかないかで、5年後、10年後のお金の使い方やふやし方に大きな差が生まれます。
 
 
◆まずは、まとまったお金が入ったらどうなるかをシミュレーションする。つまり、お金が入った後の収入面と支出面の予想をする訳ですね。
 
・はい。次に、心の面を考えます。今まで叶えたいと思っていることをとことん書き出していきます。できるかどうかは考えません。そして、優先順位をつけていきます。優先順位をつけるのは、本当に必要なことと何となく欲しいと思っていることとの区別が必要だからです。最後に、先ほど立てた資金計画を、心の面も考えながら修正します。
 
 
◆今後やりたいこと、欲しい物を書き出し、優先順位をつけるんですね。そして前の資金計画を修正するんですか。
 
・ここで弊社のPRをさせていただきますと、弊社ではライフプランを、自宅でない職場でもない空間で、私たちと一緒にじっくり時間をかけて作成することができます。一度作成したものは、お客様の心境の変化や経済環境の変化、そしてご家族の健康状態に合わせて見直すことができます。何かあった時はいつでも相談対応できるように、会費をいただいた上で、必要に応じ一生涯お付き合いすることができます。お気軽にご相談ください。
 
 
◆ライフプランはじっくりと時間をかけて、自分がやりたいこと、欲しいものを収入・財産などを考え、上津原さんのような専門家の意見を聞きながら作成していくことが大切ということですね。
 
・お金の配分を間違ってしまうと、老後に使えるお金がなくなってしまいます。積極的に資産運用をすると、お金がふえる時は良いのですが、大きく減る時はがっかりされたり腹が立ったりします。今まで私が相談を受けた事例でも、まとまった金額の退職金を一度に値動きの高いもので運用して大きな損失を出した事例がございます。住宅ローン等の借入金を繰り上げ返済すると後が楽にはなりますが、返済に回した分だけ手持ちのお金が少なくなります。病気や不意な支出などに備え、預貯金などの残高をある程度に越しておくことが肝心です。
 
 
◆特に年をとってからのライフプランは大切ですね。上津原さん、最後に一言お願いします。
 
・ファイナンシャルプランナーに相談するのは、困ってからではなく、5年後10年後、もっと先の未来を考えて予防的に相談するのが効果的です。
 
 
◆なるほど。今日は大切なお話、ありがとうございました。来週もよろしくお願いします。
 
・よろしくお願いします。

認知症施策の推進
2023/02/12放送
出演者
山口県長寿社会課 地域包括ケア推進班 中野 早紀子(さきこ) さん

◆今週も先週に引き続き「認知症」について学んでいきたいと思います。先週は、「認知症」は誰でもなりうる病気であり、認知症の早期発見・対応や、適切な運動や社会参加による「認知症」の予防が大切なことを学びました。今週も山口県長寿社会課 地域包括ケア推進班 中野 早紀子さんにお話しをお伺いします。中野さん、よろしくお願いします。
 
・よろしくお願いします。今日はまず、「若年性認知症」の取組みについてお話しします。
 
 
◆「若年性認知症」ですか。
 
・認知症は、高齢者の病気と思われる方もいるかもしれませんが、65歳未満で発症した場合、「若年性認知症」といわれ、発症年齢は、約54歳と現役世代の方です。本県には、約400人の若年性認知症の方がいると推計されています。
 
 
◆若くても「認知症」になるということですね。
 
・はい。多くの人が現役で仕事や家事をしているため、認知機能が低下することで気付かれやすいように思われるかもしれませんが、実際には、仕事でミスが重なったり、家事が億劫になったりしても、認知症が原因とは思わず、受診が遅れることも多くあります。また、働き世代で発症すると、経済的な問題に繋がったり、子育てや親世代の介護と重なり複数介護になるなど、多くの課題に直面することがあります。
 
 
◆確かに、「何かおかしい」と感じても、ストレスや忙しさのせいと考えてしまいそうですね。また、働き世代で発症すると影響が大きいですね。
 
・はい。だからこそ、「若年性認知症」についても、地域の方々、職場や企業の方など多くの方に知っていただきたいです。県では、こうした様々な相談に対応するため、山口県立こころの医療センター内の専門窓口に若年性認知症支援コーディネーターを配置しています。ご本人やご家族の相談のほか、企業や地域の医療・福祉等の関係者からの相談もお受けしていますので、ぜひ、気になることや困っていることがあれば相談いただきたいです。
 
 
◆気になることがあったら、まず、相談することが大切ですね。
 
・そうですね。次に「認知症の理解促進や認知症の人や家族が希望をもって暮らせる地域づくり」の取組をご紹介します。前回にもお話しましたが、認知症は、誰もがなりうる身近な病気です。そのため、小・中学生を含む幅広い年代の住民、企業の方などに対して、啓発活動を行っています。特に、9月21日の世界アルツハイマーデーの機会をとらえ、9月を認知症予防月間と設定し、市町や家族会、関係機関とともに、県内各地で講演会や相談会、展示などを行っています。
 
 
◆「認知症」に関する正しい知識を持ってもらうためには、啓発活動は大切ですね。
 
・また、各市町では、地域や職域で正しい知識を持って、認知症の人や家族を見守り応援者となる、「認知症サポーター」を養成しています。
 
 
◆「認知症サポーター」。どのようなことをする人ですか?
 
・はい。「認知症サポーター養成講座」を受講し、正しい知識と理解を持ち、認知症の人やその家族に、それぞれのできる範囲で手助けする人です。そのため、サポーターに期待されることは、特別なことではなく、偏見をもたないことや、温かい目で見守ること、自分なりにできることを実践するなどで、理解者を増やす取組です。
 
 
◆認知症の人にやさしい社会は、みんなにとっても優しい社会といえそうですね。
 
・はい。また、認知症と診断されたご本人の中には、ご自身の経験や想い、これからの希望を多くの人に伝えたいと、メッセージを発信されている方もいらっしゃいます。認知症のご本人の姿を通じ、人と人が繋がることの大切さを感じられる方や、「認知症になったからと言って、何も分からなくなるわけではない」とそれまでの自分の価値観や先入観を払拭し、ご本人の声にしっかり耳を傾けることの大切さを感じられる方が多く、こうした、ご本人からの発信支援に取組んでいます。
 
 
◆認知症ご本人の言葉は、切実で説得力があるでしょうね。最後に、山口県長寿社会課よりリスナーに対して、強調して言いたいことをお願いします。
 
・県では、「認知症の人ができる限り地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会」を実現するため、認知症の人や家族の視点に立った支援の充実や環境・体制づくりに取り組んでまいりますので、皆さんの理解やご協力をお願いします。
 
 
◆2週に渡り「認知症」について学んできましたが、皆さん、いかがだったでしょうか?「認知症」と「認知症」に対する取り組み状況がよく分かったと思います。また、我々県民も正しい知識を持ち、予防や早期発見に努めるとともに、多くの人にとって身近な病気であることを考えると、認知症の人や家族の声に耳を傾け、誰もが住みやすい地域を一緒に考えていくという意識を持つことが大切だと感じました。中野さん、2週に渡り、大切なお話、ありがとうございました。
 
・ありがとうございました。

認知症とは?
2023/02/05放送
出演者
山口県長寿社会課 地域包括ケア推進班 中野 早紀子(さきこ) さん

◆今週と来週は2回に渡って、誰もが関心のある身近な病気「認知症」について学んでいきたいと思います。スタジオには山口県長寿社会課 地域包括ケア推進班の中野早紀子さんにお越しいただきました。中野さん、よろしくお願いします。
 
・よろしくお願いします。
 
 
◆まず基本的なことですが、「認知症」とはどういう病気なのですか?
 
・はい、「認知症」は脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活をうまく営むことが難しくなる状態をいいます。山口県の認知症高齢者の数は、平成24年の6.3万人から、令和7年には9万人前後になり、65歳以上の高齢者に対する割合は、約5人に1人と見込まれ、多くの人にとって身近な病気となっています。
 
 
◆「認知症」は認知機能が低下し、生活に支障が出てくる病気で、増加する見込みなんですね。「認知症」の症状やサインはあるのですか、また、「加齢によるもの忘れ」との違いはどうですか?
 
・周囲の方が気付く初期の症状・サインとしては、探し物が増える、生活の変化で混乱しやすくなる、感情が不安定になる、意欲や関心が低くなることなどが挙げられます。また、認知症と加齢によるもの忘れの違いとしては、「加齢によるもの忘れ」は経験したことが部分的に思い出せないのに対し、認知症の記憶障害では、経験したことの全体を忘れてしまうことなどがあります。しかし、初期の段階では区別がつきにくく、認知症が疑われるサインがある場合は、できるだけ早く、医療や介護の窓口やお近くの地域包括支援センターにご相談いただき、早期発見につなげることが大切です。
 
 
◆親をはじめ身近な人の「認知症」の症状やサインには気を付けておかないといけませんね。ところでなぜ、早期発見が大切なのでしょうか。
 
・はい。認知症の約6~7割はアルツハイマー型認知症ですが、早期発見からの生活習慣の改善や治療薬によって、生活を維持しやすくなります。その他にも、認知症の原因となる様々な病気があり、早期発見することで、病状の回復や進行防止が可能な場合もありますし、治療可能な病気が認知症の原因として隠れている可能性もあります。何より、早期に発見されれば、診断後の生活を自分らしく組み立てることも可能となります。
 
 
◆なるほど。早期発見できれば病状の回復や進行防止につながる可能性がある訳ですね。治療薬といえば、最近 エーザイのアルツハイマー病治療薬がアメリカで承認されたとのニュースがありましたね。
 
・そうですね。こうした情報に注目しながら、「認知症」への理解を深め、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる社会を創っていくことが重要だと考えています。
 
 
◆確かに治療薬の評価はこれからですし、身近な「認知症」について、我々県民も正しい知識を持ち、理解・協力することが大切ですよね。
 
・仰るとおりです。
 
 
◆具体的に「認知症」に関しては、どのような取組が行われているのですか?
 
・それでは、まず「予防」や早期発見・対応等にむけた取組をご紹介します。認知症の「予防」とは、“認知症にならない”という意味ではなく、発症や進行のリスクを少なくすることをいいます。具体的には、運動や栄養の改善、社会交流や趣味活動などの日常生活の取組が、認知機能の低下予防につながる可能性が高いといわれています。こうした、健康づくりや社会交流の場として、市町では、介護予防や健康教育に取組んだり、生きがい・健康づくり活動の場として「通いの場」等の支援が行われています。
 
 
◆運動や栄養の改善、趣味活動や社会参加など、生きがいをもって生活することが「認知症」の予防にもつながるのですね。
 
・はい。また、先ほどもお伝えしたように早期発見・対応が重要なことから、県医師会と協力し、もの忘れや認知症の相談・支援を行う医師を「オレンジドクター」として公表し、県民の皆さんが、気軽に相談できる環境を整備しています。
 
 
◆「オレンジドクター」ですか。
 
・オレンジドクターは、県民の皆さんが、身近に相談できるよう様々な診療科の先生方に御協力をいただいています。そのため、相談内容によっては、他の医療機関と連携したり、専門医・専門機関をご紹介するなどして必要な支援につなげています。専門医も、「PREMIUMオレンジドクター」として公表しており、専門機関では、県内8か所に認知症疾患医療センターを配置し、鑑別診断や専門的な医療相談、医療に関する情報提供などを行っています。
 
 
◆身近で相談出来、必要があれば、専門医・専門機関と連携してもらえると、心強いですね。オレンジドクターに相談したいときは、どうしたらよいのでしょうか?
 
・オレンジドクターがいる医療機関には、ロゴマーク入りのプレートとポスターを掲示しています。また、県のホームページにオレンジドクターの名簿を掲載していますので、ご確認ください。相談方法については、医療機関によって異なりますので、予めお問い合わせをお願いします。
 
 
◆気になることがあれば、ぜひ、相談をしてほしいですね。中野さん。残念ながら時間が来てしまいました。この続きは来週、お願いします。今日は大切なお話、ありがとうございました。
 
・ありがとうございました。