4月度放送番組審議会では、「山口vs山形ニッポン列島「東と西」でローカルSHOW！」を視聴・合評しました。

　この番組は、「ローカル同士を楽しもう」という主旨で、山口放送と山形放送が共同で制作する番組の第2弾です。萩市城下町と山形県酒田市の山居倉庫という両県の絶景エリアを中継で結び、両放送局のアナウンサーがお国自慢合戦を繰り広げました。「人気急上昇スポット対決」や「昔ながらの景観対決」など数々の対決を通じて、ホットな観光情報から、地元ならではの食材に秘められた歴史、意外な県民性まで、地元人の視点で広い日本を隅々まで感じてもらうよう工夫しました。

　委員からは「地方の活力を高めるべき時期に、ローカル同士で番組を制作したのは意義深い」、「山形の食文化やお祭りなど知らない情報がたくさん盛り込まれており面白かった」、「年表記で西暦と元号が分かれている部分があったので統一して表示した方がわかりやすかった」「制作に至る経緯等、番組導入部分がわかりやすく作られていた」「大島大橋の事故と復興について触れていたのはよかった」などの意見をいただきました。

　この後、社側から「放送番組の種別（平成30年度下期分）」の報告、「放送番組に関しての苦情や意見（平成31年3月分）」の報告、「主な自社制作番組の放送予定」について報告しました。出席者は西﨑博史委員長、田邉恒美副委員長、今村孝子、末冨喜昭、森本美津子、山縣明人、渡辺美沙の各委員、社側からは岩田社長、林専務、高村取締役、安光報道制作局長、黒瀬ラジオ局長でした。