熱血の料理コーナー。
毎日、簡単で美味しく栄養バランスも良いメニューが並ぶ。
僕はそれをいつも美味しそうに食べている。
いや「美味しそう」なのではなく「美味しい」のだ。
でも、僕にだって苦手な食べ物がある。
「セロリ」だ。
あの独特の薬のような強烈な臭いがどうもいけん。
ミョウガやパセリは好んで食べるのにセロリはダメ。
その昔、母ちゃんが煮込み料理の中に忍び込ませた事があったが、
すぐに私の鼻センサーに引っ掛かり料理そのものを残した事がある。
一昨日水曜日。ついにセロリのメニューが来た。
『さわやかマカロニサラダ』。
材料は、マカロニ、新タマネギ、ピーマン、ツナ、そしてセロリ…。
以前、セロリを使ったスープがあったが今回は「生」で食べるのだ。
タイトルにセロリが入っていなかったので油断していた僕。
リハーサルでセロリを発見。
『えっ!?ホントに』という表情を浮かべる僕に、
料理担当のお姉様ディレクターが
『食べるのよぉ頑張って』と微笑みながら語りかける。
その表情はまるで「お母さん」のようだった。
本番。料理が着々と完成。そして試食・・・。
あれっ!?セロリのいやーな臭いが全くしないではないか。
しないどころかさわやかな香りに変化している。
どうやらオリーブオイルの仕業らしいのだ。
マヨネーズで味付けするのでなく
オリーブオイルとお酢を使うのがこの料理のポイント。
正直「旨い」のだ。
やったー!!セロリが食えたぁ!!子供のように心が躍った。
そして昨日の夜。早速、自分でも作った。
やはり旨かった。
工藤八重子先生とお姉様ディレクターに感謝感謝!!