熱血テレビのクイズコーナー。
電話の声とTVの画面でクイズを展開しているが、
このところ地上デジタル放送対応のTVを見ながら
解答する参加者が増えてきた。
「答えはマウ!!」
ボードをひっくり返す
「正解!!」
少し間があって
「やったぁ」と参加者の喜びの声。
そう、電話のやりとりはほぼ同時だが
地上デジタル放送の画面はワンテンポ遅れてお茶の間に届くのだ。
アナログ時代には無かったズレ。
なかにはTVから聞こえてくる僕の声と話をする人もいて、
そんな時は衛星中継の特派員と会話するくらいズレる。
このズレが笑いになることもあれば、
リズムが崩れてしまうこともある。
放送技術の進歩にともなってトークのレベルも上げていかねば…。
先日、大分県宇佐市のKRYファンから
「地デジに切り替えてから熱血テレビが見られなくなって残念。
番組開始当初から見ていただけに歯がゆくて仕方がない。
これからも頑張って下さい」
との電話があったと伝え聞いた。
より鮮明な画像、迫力あるサウンド、
天気予報などの便利なデータ放送など、
見る側にとって嬉しいことがたくさんある地上デジタル放送。
僕も便利に快適に楽しんでいる。
ただ、切り替えの周辺でこのような影響も
出ているのだということを改めて知った。
電話をしてくれた方の気持ちを胸に刻み日々の生放送に臨みたい。
お茶の間と「ズレの無い」感覚を持って。