先週金曜の「熱血テレビ ありがとう20年スペシャル」。
生中継でご紹介したのは、
山口県が生んだ世界的ピアニスト、小林愛実(あいみ)さん。
世界で最も権威のある「ショパン国際ピアノコンクール」で
日本人として10年ぶりにファイナリストとなるなど
今、最も注目される若手ピアニストです。
演奏会場は、宇部市の万倉(まぐら)小学校。
5年生まで通った場所で、それ以来12年ぶりに訪れたとか。
全校児童28人の他に、
地域の皆さんも大勢駆けつけてくださって、
愛実さんの指先や全身から溢れ出すような演奏の
「愛の夢 第3番」(フランツ・リスト作曲)に
うっとり酔いしれました。
先生方お手製ウェルカムボード。
掲示板の愛実さん特集記事。子供達の明るいあいさつ。
全てが温かい空気で包み込まれ、
テレビの準備で慌ただしい中でも居心地の良さを感じました。
中継が終わった後、愛実さんがもう1曲、
ショパンの「ノクターン」を。非常に贅沢な時間でした。
更に、子供たちが、愛実さんとピアノの周りに集まって
学校校歌を一緒に歌いました。
何よりこの瞬間、この時間が愛おしく感じられもしました。
今年7月12日(金)には、
デビューコンサートを行った福岡シンフォニーホールで
12年ぶりにリサイタルがあります。
プログラムは第1部がショパン、第2部はシューマン。
世界を舞台に活躍する小林愛実さんのピアノを
ぜひ味わいにお出かけ下さい。