KRYエコ・プロジェクト トップ > 24時間テレビ「清ヶ浜・鳴き砂復活隊』応援プロジェクト」
白砂青松で知られた清ヶ浜ですが、1985(昭和60)年頃からたくさんのゴミが漂着するようになり、鳴き砂はほとんど鳴かなくなりました。そうした中、鳴き砂の浜復活を目指し、1997年「世界アース・デー」の日に町内の有志が清ヶ浜(約800m)の清掃を開始しました。その後2003年「鳴き砂復活隊」を結成、町も2002(平成14)年に浜の清掃車を導入し、毎月の清掃活動の甲斐あって現在、清ヶ浜の砂は再び鳴き始めています。
今回、KRY山口放送では「24時間テレビ」の地球環境保護の一環として、「鳴き砂」が鳴かなくなった原因となった漂着ゴミなどの現実を伝えるため「鳴き砂復活隊」の皆さん・町民の皆さんとともに清掃活動を行いました。
朝から多くの参加者がやってきました
阿武町の中村秀明町長も参加
「鳴き砂復活隊」茂刈達美隊長が清掃方法を説明します
皆、熱心に説明を聞いていました
さあ、作業開始です
子供たちも熱心に作業
やる気も気温もぐんぐん上がります。
作業は、砂をふるいに掛けていきます・・・
きれいに見えた海岸の砂にも意外に多くの細かなゴミが・・・
これが「鳴き砂」が鳴かなくなった原因のひとつです
こんなに細かいゴミがあったのに(清掃前)
こんなにきれいになりました。(清掃後)
集めたゴミを量ってみると・・・総重量243キロ
閉会式では司会の中谷アナ・脇田アナにもマイクが回されました。
みなさん 本当に暑い中 ありがとうございました。
海水浴シーズンのため大きな漂着ゴミは事前に撤去され、見た目には美しい海岸に映りましたが、ふるいに掛けてみると細かいゴミは意外に多くみんなビックリ、鳴き砂が鳴かなくなった原因のひとつひとつを認識させられた様子でした。
KRY山口放送では、引き続きこのような活動を通じ、美しいふるさとをみんなで守り育て、次代に引き継ぐことを訴えていきます。
実施日時 | 2008年8月10日(日) |
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天気 | 晴れ |
ボランティア参加者総人数 | 304名 |
清掃場所 | 山口県阿武郡阿武町清ヶ浜 |
ゴミ回収量 | 細かい廃プラスティック・コンクリート片・木片・ 発砲スチロール・漁具等 計243kg |
主催 | ボランティア団体「鳴き砂復活隊」 |
協力 | 阿武町・KRY山口放送 |