“地元産”の天気予報!

2014年11月21日

毎度のことながら、ここのブログ更新が

数か月おき、という非常にスローペースでスミマセン。

いつも「書きたいな...」と思うことは山ほどあるのですが、

いろいろと忙しくて、ついタイミングを逃してしまいます...。


今年の秋は、前半は相次ぐ台風に翻弄されていましたが、

後半は私が「講師」となって、いろんな所に飛び回って

いました。


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時々、学校や公民館などで「お天気教室」をやってます。

お天気の仕組みの話や実験・実演から

防災関係の話、気象予報士のお仕事の話など、

いろんな話をさせて頂いています。


特に、この秋は学校で、子供たちを前にお話しさせて頂いた時、

みんなの希望あふれる眼差しが印象的でした。

できるだけ気象災害を減らしていくためには、

大人たちが頑張ることも大切ですが

これから将来を担う子供たちがシッカリと

気象情報に関心を持ってもらうことが大切、と思っています。


スケジュールの調整がつけば、出来る限り

あちらこちらに出向いていきたいと思いますので、

学校関係者・保護者の皆様、公民館行事等の担当の皆様など、

よろしければ、ぜひ、お声をかけて頂ければ幸いです(^_^)



さて、その「お天気教室」では、

質問タイムを設けているのですが、

先日、うかがった中学校の生徒から、こんな質問が。


「天気予報の画面に“KRY独自天気予報”と出ていますが、

どうして独自なんですか?」


いい質問です(^_^)v

KRY山口放送は、2年前に、山口県の事業者では初めて、

気象庁から「予報業務許可」を取得し、

オリジナルの天気予報を作成して、

お伝えできる放送局となりました。


詳しくは2年前のブログに...

http://kry-2020.site/blog/yamamoto_s/archives/111


天気予報には、気象庁などによる観測データや、

スーパーコンピューターが弾き出す予測データなどの

詳しい解析が必要で、首都圏の大手気象会社などでは

この環境が整っています。

KRYでは、その解析環境を整えた上で、

さらに山口県特有の肌感覚、地形などを考慮した

きめ細かな分析データも駆使して

山口県内から山口県民のための「独自」の天気予報を

行う許可を気象庁から頂いているのです。


特に近年は、気象災害への不安が高まる中、

一人一人が自分の状況に合わせて危険回避の行動に

繋げるために、機敏に危険を察知し、土地に根差した

濃い気象情報が求められるようになってきています。


そんな中、KRYでは地域密着の放送局としてどこよりも

“地元産”の鮮度と高いクオリティにこだわりを持つべく、

KRY独自の予報データ作成システムを構築して

天気マーク1つ1つ、予想気温1つ1つに魂を込めて

予報を“独自”に作成しています。

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農産物などの買い物を「地産地消」にこだわるように、ぜひ天気予報も、山口県産の天気予報の「地産地消」を

意識して、ご覧頂けたら嬉しいですm(^_^)m




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