【2017明治安田生命 J2LEAGE 第2節】
●レノファ山口1(0-2,1-0)2アビスパ福岡○
[2戦:1分1敗 勝点1 得3失4差-1]
2点リードを追いつかれた開幕戦。
追い上げながら1点差で敗れたホーム初戦。
でもその後味は正反対。
9000人越えの中勝てなかったのは残念だけど、
なにかカタチが見えてきたような1戦だったかと。
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待ちかねたホーム開幕戦。
午前中からチームカラー・オレンジの人、人、人。
維新公園の入り口では今季掲げる横断幕への寄せ書きが。
試合開始2時間前。
選手到着に合わせて行われた決起集会。
凄い数のサポーターが集結しました。
新加入の選手が沢山いたので、
チャント(=応援歌)を考えるのも大変だったと思います。
歌詞カードも配られてみんなで合唱。
フラッグも、こんなにあったっけ?
ホーム開幕戦ということもあってゲスト来訪。
ロンドンブーツ1号2号・田村淳さん率いるjealkbのライブ。
異例の30分間・長尺でしたが、さすがの面白さ。
6/8(木)には周南RisingHallでもライブがあるそうで。
行かなきゃ。
試合開始前の準備があるにも関わらず、
盛り上がる最中にこっそり写真を撮りにきた選手もちらほら。
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さて試合ですが、
前半立ち上がりに決定機数回。
ここで決めていたら結果は変わっていたかと。
シュートチャンスを逃した9岸田選手も
「本当にいいパスだったんで。決めたいですねあれは。」
その直後から福岡はセットプレーで先制点&2点目。
正直、崩されての失点ではないのでやり切れない思い。
先制されて以降はレノファ、前半シュートなし。
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後半開始から一気に2枚替え。
立ち上がりに40小塚選手がJ2初ゴール。
「後半からトップ下に入って
監督からはどんどんボールに関わるようにと。」
競技場全体が活気づいていきました。
以降、レノファ押せ押せの展開。
後半のアビスパ福岡、シュートわずか1本。
レノファももっとシュート狙って良かったのでは。
打たなきゃ入りませんから。
ただ、ボールを握ってからの迫力は既に去年以上かも。
あとコンマ何秒かのタイミングが合ってくれば...
攻撃を抑えられるたび響くため息が、
時間ごとに大きくなりました。
キャプテン11鳥養選手は言います。
「今年はまだ連係が足りないかなと僕らは実感している。」
「ホイッスルが鳴るまで
もっともっと気持ちを見せていかなければ。」
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今回の竹重的MVPは途中出場の5佐藤選手。
ボランチに入ってシンプルにつなぐプレーはハマッてました。
「サイドバックをなるべく高い位置に上げたいなと思って。」
そう振り返る佐藤選手に呼応するように右SBの6前選手は
「特に後半は高い位置を取れたので
厚みのある攻撃ができたかなと。」
29三幸選手も話します。
「健太郎さんが入ってから自分が1つ前の位置に出られた。」
「ボールを前で受けて周りを動かしながら
自分もチャンスに入って行けた。」と。
今季の新加入組で一番最後に合流した佐藤選手。
しかし宮崎キャンプで体調を崩し
ほとんど試合に出られなかったそう。
KRY取材陣に対しての第一声は
「試合に出られてよかったっす。」
「前にボールが入ったときのアイディアは山口のいいところ。
そこに入るまでのスイッチになるパスを出せればいいかなと。」
彼の存在が、欲しかったラストピースになりそうな気がします。
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次節はアウェイで大分トリニータと対戦。
J3を優勝して昇格し、チームのベースは出来上がってます。
熊本のテストマッチでは、主力組は完敗。
さらに第1節では福岡を下して開幕白星スタート。
レノファの今季初勝利には高いカベになりそうです。
結果やいかに?
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最後に今週の麺。
開店と同時に飛び込んだ手打ち中華。
この日は鶏ベースにイリコを利かせた「新味」で。