【山口天気 夕刊10/6】今夜はお月見をじっくりタップリ楽しみましょう あす7日(火)は曇ったり晴れたり 台風22号の動向は…?

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山口 2025.10.06 19:54

●中秋の名月の6日(月)夜~7日(火)にかけて 県内は曇ったり晴れたり
●台風22号は県内への影響は小さめも 今週後半は東海・関東方面には接近の可能性も
●県内は8日(水)は一部にわか雨も その後はしばらく晴れ間多い日々
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6日(月)は「中秋の名月」…山口県内は多少雲は浮かぶものの、晴天エリアが広がっている所が多く、美しい月が夜空で輝いているのではないかと思います。今夜はこのあとも多少薄雲がかかる可能性はありますが、美しい名月を、じっくりタップリ眺め続けることができそうです。しっかり、お月見を楽しみましょう。



そして今度は、月のある方向から、地球を眺めてみましょう…気象衛星ひまわりによる雲の様子です。



日本付近にクローズアップしてみていきますと、朝鮮半島方面には低気圧や前線の雲が広がっていますが、この雲は、あまり大きく広がる雰囲気はなく、山口県では、あす7日(火)にかけても全般に曇ったり晴れたり、と、まずまず落ち着いた空模様が続く見込みです。

一方で雲画像では、小笠原諸島付近に、台風22号の雲がまとまりつつあります。



台風22号は、沖縄の東の海上に進んだあと、次第に北より、そして東よりに進路を変えていく可能性が高まっています。

今のところ、山口県への影響は小さめの雰囲気ですが、台風の中心が迫ってきそうな東海、関東の沿岸部中心に、今週後半は雨風が強まり、東日本方面への交通の影響などが広がる心配があります。まだ予報円が結構大きめで進路予測に幅があることも踏まえつつ、今後の最新情報に十分ご注意頂ければ、と思います。



あす7日(火)の県内は、薄雲は目立つ空ですが日ざしは十分の一日。朝の気温は20度前後、日中は山口市内では30度に届く真夏日になるなど、まだ少々汗ばむ暑さが続きます。こまめな水分補給などは心がけながら、お過ごしください。



8日(水)は気圧の谷の通過で雲が増え、日本海側ほど一部にわか雨の可能性がありますが、木曜日以降、今週末からの3連休に向けては、再び晴れ間の多い日々が続く見込みです。今週後半も昼間は少々汗ばむ日々ではありますが、朝晩は秋の涼しさを感じることが多くなる、とみています。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)