安倍晋三元首相 死去から3年 昭恵夫人らが墓参と偲ぶ会
安倍晋三元首相が銃撃され亡くなってから8日で3年となります。
長門市にある安倍家の墓所を妻の昭恵さんらが訪れ、手を合わせました。
命日の8日、安倍家の墓所には朝から多くの人が訪れ、手を合わせていました。
総理大臣の通算在職日数が3188日と歴代最長の安倍晋三さん。
前回の参院選期間だった3年前の7月8日、奈良市で応援演説中に銃撃され67歳で亡くなりました。
(下関から墓参に訪れた人は)「もうちょっと生きていてほしかった。地元のために。」
(下関から)「尊敬してやまない方だったので毎年お参りに来ている。」
午前10時過ぎには妻の昭恵さんらが墓を訪れ、静かに手を合わせていました。
安倍内閣で大臣を務めた高市早苗さんや西村康稔さんの姿もありました。
(西村康稔氏)「(安倍元首相が)目指していた日本・世界を今こそ我々がもう一度しっかり受け継いで思い起こしながら、今まさに激動の時なので、取り組んでいかなければいけないと新たに決意した。」
ルネッサながとでは偲ぶ会が開かれ、およそ700人が出席しました。
(安倍昭恵氏)「 この国のために働きたい、恩返しをしたいと(安倍氏は)ずっと言っておりました。主人のことをいつまでも忘れずに、ずっと語り継いでいただきますようにお願い申し上げまして…。」
後援会は来年以降も命日の「偲ぶ会」を続けていきたいとしています。
安倍元首相が死亡した事件で殺人などの罪で起訴された山上徹也被告の裁判員裁判がことし10月28日から始まる予定です。