議員定数47の山口県議会 定数をどうする? 2年後の県議選に向け議員定数話し合う協議会を設置
山口県議会の現在の定数は47。県内で急速に人口減少が進むなか、2年後に行われる県議会議員選挙について、県議会議員自らが議員定数などを話し合う協議会が設置されました。
協議会には各会派から11人の議員が集まり、会長に自民党の友田有議員を選任しました。
過去の答申では議員1人あたりの人口を「3万人以上」とすることを目安の1つとしてきましたが、県の人口減少が進む一方で議員定数は2015年の選挙で「2減」して以降、現状維持が続いています。
現在の人口=およそ126万人をこの「3万人」で割ると、議員の定数はいまの定数より5少ない「42程度」となります。
(会長の友田県議)
「今のところは、『人口3万人に(県議)1人』という前回決めたことが生きているのだろうと思う。面積と議員の割合も少し考えていかなくてはならない」
協議会では、ことしの国勢調査の速報値が来年5月に発表される見通しであることも踏まえ、来年6月の定例会で協議の結果を議長に答申する方針です。