【山口天気 夕刊7/11】週末も大気不安定 天気の急変&猛暑に要注意 来週も終わりの見えない猛暑の日々に…
●週末も大気不安定。天気の急変と猛烈な暑さに十分注意を
●来週は少々天気がぐずついても、身体に堪える蒸し暑さは続く見通し
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今週は全般的にギラギラ太陽が主役の空模様でしたが、大気の状態が不安定で、ところどころで雨雲が発達した時間もありました。
きょう11日(金)も蒸し暑さが増してきた昼ごろになると、山口市や萩市周辺で活発な雨雲が湧き上がりました。
その後、雨の範囲は美祢市や下関の豊田町あたりまで広がり、現在は下関や周南市付近に、活発な雨雲が掛かっています。
一方、日本の南の海上に注目をすると、低気圧による反時計回りの雲の動きが見えます。
この低気圧からの南よりの湿った空気が、日本付近に流れ込みやすくなり、県内はこの週末も大気の状態が不安定になります。
あす12日(土)も昼頃から、ところどころで雨雲が発達する見込みです。天気が崩れても気温は高く、各地で熱中症要注意の猛烈な暑さとなりそうです。
さらにあさって13日(日)も、引き続き大気の状態が不安定で、午後にかけてところどころで夕立が心配な空模様。また危険な暑さも続きます。
この週末も、急な強い雨や雷など空模様の変化に十分ご注意しながら、熱中症の予防も入念に行って下さい。
週明け14日(月)は、この週末よりもスッキリしない空模様となりそうです。その後も時折、厚い雲が広がりますが、まだまだ日中は蒸し暑い日々で、夜は熱帯夜が続く見通しです。
終わりの見えない暑さに疲れも溜まってきますが、食事や睡眠をしっかり取って、健康的にこの暑さを乗り越えていきましょう。
また小笠原近海の熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風に発達する予想です。
週明け14日(月)にかけて関東に接近する予想で、県内への影響はほとんどないと見込んでいます。
あす12日(土)も県内は大気の状態が不安定。概ね晴れ間が広がりますが、暑さが増す午後からは局地的な天気の急変に注意が必要です。
最高気温は山口市や広瀬、周南では35度を超えて猛暑日に。その他の各地も、体温を奪うような暑さとなりそうです。
お出かけの際は熱中症の予防を入念に行って下さい。
あさって13日(日)も夏空が広がる一方、ところどころで夕立の心配も。
週明け14日(月)は低気圧の接近や、湿った空気の流れ込みで、きょう11日(金)よりもスッキリしない空模様になりそうです。
来週後半にかけて、少々天気がぐずついても、体力を消耗する蒸し暑さはまだしばらく続く見通しです。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)