【山口天気 朝刊12/19】週末は夜間に本降りの雨 来週後半からは気温低下 季節外れの暖かさから再び冬の寒さへ
●あす20日(土)の夜遅くから、あさって21日(日)の朝にかけて本降り
●気温も平年より高く、特にあす20日(土)は最高気温が20度に達するところも
●来週後半から気温が低下。年末にかけて再び師走らしい寒さに
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きのう18日(木)、きょう19日(金)と県内に晴天をもたらした高気圧は、足早に東へと遠ざかりつつあります。
大陸方面からは新たな低気圧や気圧の谷が接近していて、これから天気は下り坂となります。
日付が変わったあす20日(土)の未明から朝にかけて、内陸や瀬戸内側を中心に一時にわか雨が降る予想です。
日中は雨も小康状態となりますが、次第にまとまった雨雲が接近すると見込んでいます。
あす20日(土)の夜遅くからあさって21日(日)の朝にかけて再び天気が崩れだし、ところどころで本降りとなりそうです。
あさって21日(日)の昼前には雨も落ち着き、午後にかけて天気は回復へと向かいますが、この週末は師走と思えないほど気温が高くなります。
特にあす20日(土)は暖かい南風が流れ込み、山口市内の最高気温はなんと20度。11月上旬並みの暖かさとなりそうです。
一方、前線通過後に冷たい北風が流れ込み、最高気温は15度まで下がる予想です。
それでもまだ平年より気温が高い状況ですが、来週後半からは再び冬の寒さが戻ってきます。
こちらは独自予報の解析にも使用している、気象庁のスーパーコンピュータが計算した気温の傾向の予想です。
年末年始にかけて気温は平年並みに落ち着いてきますが、この時期の平年並みが10度前後なので、それなりの冬の寒さが戻ってきます。
年末年始にかけて気温の変化が大きくなります。冬の備えもしっかり行いながら、体調の管理にも気を付けて過ごしていきましょう。
あす20日(土)は朝から雲が多く、内陸や瀬戸内側で一時にわか雨がありそうです。
日中はすっきりしない空模様で、夜遅くから再び天気が崩れだす予想です。お出かけの際は、折り畳み傘を忘れずにお持ちください。
日中の最高気温は20度に達するところもあり、天気が崩れても、南風の影響で師走と思えない暖かさとなりそうです。
あさって21日(日)の朝まで広く雨で、ところどころで本降りになると見込んでいます。
午後にかけて天気は回復に向かい、瀬戸内側ほど晴れ間が期待できるでしょう。、
日中は北風が流れ込み、最高気温は15度くらいまで下がりますが、まだ平年よりも暖かく過ごしやすくなりそうです。
来週前半にかけてしっかり日ざしが届きますが、24日(水)のクリスマスイブには再び天気が崩れる予想です。
まだ気温が高いので雪ではなく、雨が降る見込みです。雨に濡れて風邪を引かないよう、体調管理もしっかり行いながらクリスマスのイベントを楽しんで下さい。
来週後半から気温が低下し、年末にかけて師走らしい寒さが戻る見通しです。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)