【山口天気 夕刊11/13】あす14日(金)~週末は晴天で紅葉狩り日和 来週は一気に冬の寒さ…高い山は雪・凍結も

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山口 2025.11.13 20:42

●あす14日(金)~週末は晴天 紅葉狩り日和
●来週は強い寒気南下で一気に冬の寒さへ
●週末までに冬支度を 高い山では車の冬装備も
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きょう13日(木)の県内は、日中、なかなか雲が取れない空が続きました。日ざし控えめだったぶん、昼間も少し肌寒さが残りました。
この曇り空は、元台風26号の温帯低気圧から北に大きく広がる雲がかかり続けたためですが、この雲は夕方になって、徐々に東に抜けつつあり、このあとは大陸方面に大きく広がる晴れのエリアの中に、県内はしっかり入っていきます。



あす14日(金)、さらに今週末の土曜日、日曜日も、高気圧に緩やかに覆われて安定した晴天が続く見込み。週末にかけては、お出かけ日和、紅葉狩り日和にもなりますが、朝と昼での激しい寒暖差にはお気を付け下さい。



また、来週は冬型気圧配置が一気に強まってくる見通しで、冷たい北風が強まるとともに気温がガクッと下がり、昼間でも気温は10度ちょっとに止まる、師走の寒さがやってきます。



来週、冬型気圧配置が強まる時は、山で雪が降るほどの強い寒気が西日本をすっぽり覆うくらいまで南下する見込みで、実際、中国山地の標高が高い場所では、少し雪が降ったり、路面凍結の心配も出てきます。広島・島根の県境の峠などに車で出かける予定があるならば、車は冬用タイヤ装着なども考えておくのが良いと思います。

そして山に出かけない、という場合でも、来週はコートなど冬の装いは必須です。

週末までの落ち着いた空模様のうちに、急にやってくる冬の寒さへの様々な準備を進めておきましょう。



あす14日(金)は、日本海側では多少綿のような雲は浮かびやすいものの、県内は全般には朝から晩まで日ざし十分の一日となるでしょう。朝は少々冷え込み、最低気温は広く1桁に。日中の気温はところどころ20度に届いてくる予想で、日ざしの下では心地良く感じられそうです。



最近の冷え込みで、各地で紅葉の色付きがいっそう進んでもう見ごたえ十分の所が山のふもとの名所でも増えてきています。安定した晴天が続く週末にかけて、紅葉狩り日和が続きます。



今週末は土曜日、日曜日とも安定した晴天。朝は1桁の気温、と少々冷え込みますが、昼間は20度に届く気温で過ごしやすく、紅葉狩りなど、お出かけにもいい陽気となるでしょう。
しかし来週は一気に強い寒気が流れ込んで気温急降下。火曜日頃には、クリスマスの頃に匹敵するほどの季節先取りの寒さがやってきます。
今週末にかけての陽気のうちに、来週の冬本番の寒さへの対策も万全に進めておきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)