「何も見えなくて怖い」 ARゴーグルで児童が豪雨災害を体験
災害の恐ろしさなどを学んでもらおうという取り組みです。
下関市の小学校で子どもたちが仮想の映像や情報を表示する「ARゴーグル」を使って災害時の様子を疑似体験しました。
(児童)
「(水が)めっちゃ濁ってるあっ木だ!流木?」
防災体験学習に参加したのは豊田下小学校の児童およそ20人です。
仮想の映像や情報を表示する「ARゴーグル」。
ゴーグルをつけた子どもたちには目の前が浸水したように見えています。
この体験会は災害の恐ろしさや災害が起きたときの対応を学んでもらおうと県が開いたものです。
子どもたちは豪雨によって周りが1メートルほど浸水した状況や濁流の中を歩く状況を体験しました。
(児童)
「全然ものが見えなくて水しか見えなくて怖かった」
「津波とかが来そうになったらすぐに知らせて家族と一緒に逃げたいと思います」
この体験学習は今年度、県内の47の小学校で行われることになっています。