【山口天気 夕刊11/6】あす7日(金)は「立冬」…ですが暖かな陽気続く 週末は天気下り坂~来週は冷たい北風

この記事をシェア

  • LINE
山口 2025.11.06 18:31

●あす7日(金)は二十四節気「立冬」…ですが日ざし暖かな陽気に
●週末は天気下り坂 日曜は本降りの雨
●週明けは冬型気圧配置に 北風とともに寒さ増す
==========



きょう6日(木)の県内は、高気圧に覆われて安定した晴天が続く一日となりました。また、日ざしとともに日中は順調に気温が上がり、最高気温は全般に21~22度くらい…10月中旬から下旬並みの暖かさで、また季節の歩みは、少々足踏み状態となっています。



そんな中、あす7日(金)は二十四節気の「立冬」…暦の上では「冬」に入ることになりますが、引き続き県内は高気圧に覆われて安定した晴天で、昼間は日ざしとともに気温も順調に上昇。最高気温は広く20度を超えて「暖かな冬の始まり」ということになりそうです。



しかし、晴天をもたらしている高気圧は東に遠ざかっていく週末は天気は下り坂へ。土曜日は午後から次第に雲が目立ってきて、前線が通過していく日曜日は、日中の時間帯を中心に本降りの雨に。そして前線が通り過ぎたあと、週明けは天気は持ち直すものの、気圧配置は等圧線が縦じま模様となる冬型気圧配置で、冷たい北風が吹いて気温ダウン…ここから、また季節が冬に向かって動き始める、という天気の流れになります。

気温が上がったり下がったりを繰り返しながら、このあとも季節は進んでいきます。来週半ば頃は今週初めのような、朝にグッと冷え込む日も再びやってくる見通しです。



あす7日(金)、暦の上では冬の始まりとなる「立冬」ですが、日中の気温は広く20度を超えて、肌感覚は秋真っ盛り…引き続き、よく晴れる見込みで、昼間は日ざしが暖かな陽気になるでしょう。昼間は長袖シャツでちょうど過ごしやすいくらいです。



紅葉だよりです。
山間部のエリアから、山のふもとのエリアでも徐々に色付きが進んできました。青空と色付く葉っぱのコントラストを楽しんでみてはいかがでしょうか。



土曜日は午後から徐々に雲が目立つ空となり、日曜日は前線通過に伴い、日中は大きめの雨傘が必要な本降りの雨となりそうです。今週末も様々な行楽イベントが県内各地で予定されていますが、日曜日はしっかり降る雨への備えをお願いします。
週明けは天気は回復の一方、北風が吹いて再び空気の冷たさが増していき、来週半ばは朝晩グッと冷え込むタイミングもある見込みです。



今朝、日本のはるか南の海上で台風26号が発生しました。今後、発達しながらフィリピン北部へ進み、来週中頃にかけては台湾南部や南西諸島方面に活発な雨雲が広がる可能性があります。今後の情報に十分ご注意下さい。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)