「台湾と日本の絆に」山口県内の小中学校給食向けに台湾米10トンが贈られる
コメの高騰が続くなか、台湾の民間団体が山口県庁を訪れ、県内の公立小中学校などの学校給食用として、台湾産米10トンを県に贈りました。
県内の公立小中学校などの学校給食用のコメ10トンを寄贈したのは、台湾の2つの民間団体で、贈呈式の初めに、代表者が「台湾と日本の深い絆を若い世代につなげたい」とあいさつしました。
贈られた台湾産米は、台湾米の父と呼ばれる日本人農学者=磯 永吉がその生涯をかけてつくった品種を元にさらに改良されていて、日本人が好む味わいということです。
このコメは、県内の公立小中学校などの学校給食で、主にご飯として提供されるということです。
「善の循環が動き出した。台湾人はたくさん日本に観光に訪れている。これから多くの日本人が台湾に観光に来てほしい」
台湾産米は、県内およそ300校の学校給食で順次、活用されるということです。