【SLやまぐち号】「バックで帰ることになったが、恐ろしかった」車両トラブルのため後進で戻る・乗客200人はバスで目的地へ(山口)

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山口 2025.09.15 19:51

JR山口線の「SLやまぐち号」が津和野に向かう途中、車両トラブルが発生しました。約200人の乗客がおよそ3時間に渡って車内で待機する事態となりました。

きょう正午ごろ、JR山口線の仁保駅と篠目駅の間を走行していた「SLやまぐち号」で車両トラブルが発生し、走行できなくなりました。現場は仁保駅から篠目駅方面に向け4.5kmの地点でこの区間はトンネルと急勾配が連続していて、隣接する道路もないため約200人の乗客は車内で待機となりました。

トラブル発生からおよそ3時間後、「SLやまぐち号」は自力で仁保駅に到着しました。

(乗客は)
「この駅のちょっと上のトンネルの手前で、2時間くらいずっと止まって機関車の不具合が発生したということで、ずっと待っているだけ」
「SL乗れたのはうれしかったけれど津和野まで行けなかったのがショックだった」
「大変でした。汽車の中で長時間いて疲れた」
「バックで帰ることになったが、恐ろしかった」

乗客はJRが用意したバスに乗り込み、目的地に向かいました。このトラブルの影響でJR山口線は宮野駅と益田駅の間で運転見合わせとなっていましたが午後5時20分に再開されています。