「2024年に行くべき52か所」の山口市でも増加!山口県内に宿泊した外国人は去年のべ12万5000人に、岩国には台湾からの観光客が3倍に
去年1年間で山口県内に宿泊した外国人の数は、のべ12万5000人余りと、これまでで最も多くなりました。県が発表した去年の宿泊・観光の動向によりますと、1年間の観光客数は3241万人余りで、前の年と比べ4.5%増加しました。
外国人観光客数は約32万人で、このうち宿泊者数はのべ12万5530人で過去最多となっています。
なかでも岩国市は台湾からの観光客が3倍近く、欧州からは9倍となったほか、下関市への韓国・中国の観光客も倍以上に伸びたということです。県の担当課は、「チャーター便の運航やトップセールスにより、認知度が高まった結果では」と見ています。
一方、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙で「2024年に行くべき52か所」に選ばれた山口市の観光客数は5.4%の増加となっています。
来年秋にはJRなどによるデスティネーションキャンペーンも控えていて、県は「プロモーションや魅力ある観光地域づくりにより、観光・宿泊者数をさらに伸ばしていきたい」としています。