下関市の水道料金を平均で20%値上げへ~下関市長「苦渋の決断で大変つらい判断」

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山口 2025.12.18 12:00

下関市議会は17日、水道料金を平均で20パーセント値上げする条例改正案を可決しました。

人口減少による料金収入の減少などが理由で値上げは2011年以来となります。

これは17日の下関市議会定例会で賛成多数で可決されたものです。

改正された条例ではメータ口径13ミリメートルで1か月の基本料金が現在の1143円から1440円に値上げされるほか使った量に応じて課される従量料金の単価も値上げされます。

下関市上下水道局によりますと2人から3人の標準世帯が1か月に20立方メートルの水を使った場合現在の3103円から3730円となり20パーセントほどの値上げとなります。

値上げの理由として市は人口減少による料金収入の減少や老朽化した施設の更新や耐震化を本格的に行っていくためとしています。

(下関市 前田市長)
「値上げをせざるを得ない苦渋の決断大変つらい判断ではあるけれど安心安全な水を将来にわたって守っていくためにご理解いだたきたい」

下関市の新しい水道料金は来年4月1日から適用されます。