南海トラフ巨大地震に備えて…山口・周防大島町で小学生から高校生が連携し避難訓練
南海トラフ巨大地震の発生を想定して行われました。
小学生から高校生までが連携した避難訓練が、周防大島町で行われました。
周防大島町久賀地区で校舎が隣接する小・中、高校では毎年、合同で避難訓練を行っています。
県の想定では南海トラフ巨大地震が発生した際、周防大島町では最大で震度6弱の地震や津波による浸水被害などが予想されています。
訓練には児童、生徒あわせておよそ210人が参加、標高およそ90メートルの高台に避難する予定でしたが・・・。
♪ ゴロゴロ
雷が鳴ったことで一次避難場所を急遽グラウンドからそれぞれの体育館に変更することに。
急な避難先の変更にも児童や生徒は慌てることなく行動していました。
(児童は)
「予定とは違う避難だったけど本番と同じように避難できたのでよかった」
( 高校生は)
「自分のパニックになりそうだったけど冷静になって話を聞きつつ自分で考えつつ行動するのが大切だと思った」
周防大島高校久賀校舎は県立大学の付属高校化に伴いすでに募集を停止しているため2026年度以降は小学校と中学校での合同訓練を検討するとしています。