「地域の方に愛される自衛官に」 航空自衛隊防府南基地で自衛官候補生の卒業式
航空自衛隊防府南基地で10日、自衛官候補生の卒業式が行われました。
卒業式を迎えたのは自衛官候補生337人で、代表して中島風花さんが修了証書を受け取りました。
式では防府南基地の大垣雅之・航空教育隊副司令が「1日も早く1人前の航空自衛官となることを期待しています」と挨拶しました。
航空自衛官になるための教育施設は、全国で防府南基地と埼玉県の熊谷基地の2か所です。
候補生たちはことし4月から3か月間、安全保障などを知る防衛学や自衛官としての基本動作を身につける教練などを学んできました。
(三好優希 2等空士)「同期の皆と切磋琢磨して日々を過ごすことや、教官に教えてもらったことを反復して予習したりする時間がすごく有意義だなと思いました。地域の方に愛される自衛官を目指そうと思います。」
(永瀬 華月葵 2等空士)「自分の成長を実感することができたので、すごくこの課程期間は自分にとって有意義なものだったと思います。信頼に応えられるような安心感を与えられる自衛官になりたいです。」
自衛官候補生たちは卒業後、全国各地の部隊に配属されます。