電子クーポン「かんもんPAY」がふるさと納税の返礼品に 下関市・北九州市の市長会談

この記事をシェア

  • LINE
山口 2024.10.18 12:07

下関市と北九州市の両市長の会談が17日行われ、関門エリアで使える電子クーポンをふるさと納税の共通返礼品とすることなど4つの事業に、連携して取り組むことで合意しました。

下関市の前田市長と北九州市の武内市長の会談は、去年5月以来2度目です。

今回は長府庭園で行われ関門エリアで使える電子クーポン「かんもんPAY」を両市のふるさと納税の共通返礼品とすることに合意しました。

寄付額によって3千円から3万円の6種類が用意されていて、それぞれ10%のプレミアム付きとなっています。受付開始は11月1日の予定です。

また、北九州空港を利用する外国人観光客を関門エリアに誘致するため、空港と唐戸や門司港を結ぶ船を来年3月から試験的に運航します。

(武内和久 北九州市長)「去年よりまた飛躍的に両市長の信頼関係が強化された。そしていよいよ関門というエリアでお金を落としてもらうスキームが生まれた。ここが大きいと思います。」
(前田晋太郎 下関市長)「両市の元気にどうつなげていくかという事が大切ですので、事業をやるだけではなくて、PRやその後の検証も含めてしっかりとこれからも両市の連携を深めていきたい。」

また両市対抗の野球大会を復活させ、来年3月に64年ぶりに実施することでも合意しました。