【山口天気 夕刊9/15】9月折り返しですが…あす16日(火)も「猛暑日」予想 今週後半に秋雨前線南下で季節前進へ

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山口 2025.09.15 17:59

●あす16日(火)は晴れ間多く 「猛暑日」予想の所も
●今週後半は秋雨前線南下 雨を境に少し季節が動き出す兆し
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この3連休、県内は晴れ間があったり急に大粒の雨や雷があったり、と落ち着かない空模様が続きました。南北に揺れ動く秋雨前線の影響によるもので、特に日曜日の夜明けの頃は一時、激しい雨に見舞われた所が多くなりました。そして、きょう15日(月・祝)も午後は、岩国方面など所々で急な強雨となりました。



なかなか南に下りてきそうで降りてこない秋雨前線…連休明けのあす16日(火)は、いったん南の高気圧が勢力を強め、前線の雨雲は朝鮮半島の北あたりまで北上しそうです。県内は夕立タイプのにわか雨は多少あるものの、日ざしの降り注ぐ時間が多い一日に。



一方で、その日ざしとともにいっそう暑さが厳しくなり、9月も折り返しの頃なのですが、あす16日(火)、山口市内は最高気温35℃と「猛暑日」が見込まれます。しぶとすぎる暑さへの対策を入念に、お願いします。



あす16日(火)は、まだまだ夏そのもの、という天気ですが、今週後半になると前線は南に下がり始め、木曜日頃を中心に前線が通過するタイミング中心に少々強い雨。そして、この前線が次の週末にかけては、県内より南に位置するようになってくる、とみられます。



前線が南下してくることで、今週半ば以降は、まだ真夏日はありそうですが猛暑日まで気温が上がることはなくなり、夜の寝苦しさも多少和らいでくる、とみられます。
まだ、これでも気温は平年よりは高めではありますが、ようやく、わずかながらも季節が動き出す兆しです。



あす16日(火)の山口県は晴れたり曇ったりですが、急な入道雲の発達にも注意。午後、特に夕方前後で、局地的な雷雨の可能性も高くなります。一方で9月半ばでも真夏のような暑さ…山口市内では、最高気温35度に達する猛暑日となる予想です。



まだまだ真夏さながらの体力を奪う蒸し暑さが続きますので、こまめな水分補給など、熱中症対策は引き続き入念にお願いします。



今週後半は秋雨前線が次第に南下し、前線が通過する木曜日頃を中心にぐずつく天気に。この雨を境に、これまでよりは日々の暑さは少し和らいできます。
今週末頃は、最高気温30度以上の真夏日はおさまらないものの、朝晩は季節が秋に進む兆しが感じられる、過ごしやすい空気に包まれてきそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)