北朝鮮から不正にシジミを輸入した元会社員の男(37)に執行猶予付きの有罪判決
北朝鮮から不正にシジミを輸入するなどした男に対し、山口地裁は18日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、さいたま市に住む中国籍の元会社役員の男(37)です。
判決文によりますと、被告は2020年1月、本来国内に輸入が禁止されている北朝鮮産シジミおよそ1万7960キログラム=およそ343万円分を下関港から不正に輸入しました。
山口地裁の安達拓裁判官は「北朝鮮に対する経済制裁という国の施策に背く反社会的な行為。経済的利益のために不正輸入を続け常習性が認められる」などとして被告に懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。