フリーWi-Fiや高校近くでの停留所設置など BRT復旧に向けた協議が進むJR美祢線についてJRが作成した「素案のイメージ」が示される
BRT復旧に向けた協議が進むJR美祢線について、美祢市と住民らの協議の場にJRが作成した「素案のイメージ」が示されました。
フリーWi-Fiや高校近くでの停留所設置などが盛り込まれています。
2023年の豪雨で被災したJR美祢線は、バス高速輸送システム=BRTでの復旧に向け、10月から法定協議会による議論が始まっています。
14日は於福駅と厚保駅の利用促進に取り組む住民と市の担当者による会議が行われ、JRがまとめた「目指す姿」が示されました。
資料によると、乗降場所については、駅だけでなく「温泉の駐車場」や「高校付近」にも設けるほか…車内にUSBの充電ポートやフリーWi-Fiを設置することなどがあがっています。
(住民は)
「ここの駅に降りたら秋芳洞に行けますよとかいう整備を」
「弁天池に行って、秋吉台なら秋吉台に、行くよという感じのサインシステムがあって乗り継ぐことができれば、美祢線も潤うし」
住民らは素案イメージをもとに話し合い、「BRTで市内の観光地へ行きやすくなるようにしてほしい」などの意見が出ていました。
美祢市は12月16日から、JRも交えた地区ごとの住民説明会を実施する予定で、14日に出た意見のほか、説明会で出た意見も、年明けの法定協議会に提示される方針です。