アジアから来る外国人観光客の獲得を 山口市で海外の旅行会社招き商談会
目指すのはアジアから来る外国人観光客の獲得です。
山口県の観光地を組み込んだ旅行商品を作ろうと、海外の旅行会社を招いた商談会が山口市で開かれました。
山口市で1日開かれたのは、韓国・台湾・中国などアジア圏から招いた29の旅行会社との商談会です。
県内の33の事業者と10の自治体が新たな旅行商品の開発を目指し、直接商談をするために、県と県観光連盟が開きました。
こちらは萩市観光課の職員。
台湾の旅行会社に、萩の歴史や文化を紹介するとともにゆっくりとした旅を楽しむことが出来ることをアピールしていました。
(萩市の職員)
「萩の場合はゆっくり」
「山口県全体がそうだと思う」
(台湾の旅行会社)
「のんびりして、ゆっくりできる」
「萩はやっぱりいいところですよ。城下町とかもありますから」
(萩市観光課 椙本学係長)
「インバウンド、国内も含めて萩にいらっしゃる方が増えるように頑張りたい」
県によりますと、県内に宿泊した外国人の数は、去年が12万5000人余りと過去最高となっていて、2026年に20万人に増やす目標を掲げているということです。
この視察ツアーの参加者は2日、山口市の瑠璃光寺を着物を着て視察することになっています。