全国の若手大工が技能を競う・課題の「四方転び踏み台」に56人が参加(山口市)
若手大工の技能を競う大会が山口県山口市で3日間の日程で開かれ最終日の15日、結果発表が行われました。
山口市の維新大晃アリーナで開かれたのは全国建設労働組合総連合が主催する全国青年技能競技大会。毎年、全国各地から集まった若手大工(満36歳以下)が与えられた材料で制限時間内に課題に取り組み腕を競い合います。
設けられた課題は「四方転び踏み台」。触った時の滑らかさや切り口の丁寧さなどが評価されます。
今年は各地で予選を勝ち抜いた56人が出場、山口県内からは6人がこれまでの練習の成果を果たそうと臨みました。
結果発表で見事、金賞に輝いたのは三重県から出場の西口真太郎さん。これまで3回の出場すべてで受賞はしていますが、金賞は今回が初めてです。
(三重建労 西口真太郎さん)
「最初の頃とかと比べるといいものができるようになってる。経験をもとに仕事頑張っていこうかなと」
また、入賞こそ逃したものの、来年の大会での成果に期待をされた大工に贈られる特別賞を山口県内から初出場した黒瀬規公さんが受賞しました。
(建設山口 黒瀬規公さん)
「親方練習時間を作ってくれておかげで完成するところまで行ったので感謝している。来年も出ようと思うんですけどもうちょっといいのができればいいなと」
来年は兵庫県で開催される予定です。