山口県内で事故相次ぐ　阿武町では軽ワゴン車運転の81歳男性が死亡

山口県内で交通事故が相次いでいます。

21日夕方、阿武町で大型トラックと軽ワゴン車が衝突する事故があり、軽ワゴン車を運転していた男性が死亡しました。

また柳井市でも21日夕方に高齢男性が乗用車にはねられ、病院に搬送されています。

萩警察署によりますと21日午後5時すぎ、阿武町宇田の国道191号で、萩市須佐方面に向かっていた大型トラックと対向車線を走っていた軽ワゴン車が衝突しました。

この事故で、軽ワゴン車を運転していた萩市堀内の無職・藤井國廣さん81歳が全身を強く打ち、萩市内の病院に搬送されましたが、出血性ショックのためおよそ3時間後に死亡しました。

大型トラックを運転していた50代の男性にケガはありませんでした。

事故のあった現場は緩やかなカーブになっている片側一車線の道路で、現在警察が大型トラックの運転手に当時の状況を聞くなどして、くわしい事故の原因を調べています。

また21日午後6時すぎ、柳井市余田の市道で道路を歩いて渡っていた80代の男性が市内方面に向かっていた乗用車にはねられました。

この事故ではねられた男性はケガをして市内の病院に運ばれましたが、命に別条はないということです。

現場は、見通しのよい片側一車線の道路で、詳しい事故の原因は警察が調べています。