「若者が死ぬ瞬間の心の叫びを受け取っていただけたら」 舞台「あゝ大津島 碧き海」 8月3日の舞台に向け出演者の思いは

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山口 2025.07.07 11:53

人間魚雷・回天をテーマにした舞台「あゝ大津島 碧き海」の公演が8月に周南市で行われます。

公演に先立ち、山口市出身のシンガーソングライターちひろさんら出演者が舞台への想いを語りました。

周南市の戦後80年事業の一環として周南市文化会館で上演される、舞台「あゝ大津島 碧き海」。

このほどプロデューサーで俳優の若林哲行さんと、音楽教師役で出演する山口市出身のシンガーソングライターちひろさんが、記者会見を開きました。

(プロデューサー・俳優 若林哲行さん)「20歳前後で散っていった若者が死ぬ瞬間の心の叫びみたいなものを、芝居の中で受け取っていただけたらありがたい。」

舞台は、回天が損傷して出撃することができなかった老人と新聞記者の会話を軸に物語が進行。

若者たちが特攻に向かう様子や心情が描かれます。

(シンガーソングライター ちひろさん)「山口県民の1人として絶対に忘れてはならない歴史を、どうこれから私たちみんなが伝えて語り残していくのか。私はワンシーンだけの出演ですが、私もそのバトンをお客様にしっかり渡せるように努めていきたい。」

舞台「あゝ大津島 碧き海」の公演は8月3日に周南市文化会館で行われます。

チケットは大人4000円、大学生以下は1000円です。