【米軍岩国基地】滑走路の運用時間を超えて岩国基地に戻ってくる可能性・CQ(Carrier Qualification:着艦資格取得訓練)の影響で
国は29日、空母艦載機による着艦資格取得訓練=CQが30日ごろから行われると岩国市に通告しました。
CQは空母艦載機のパイロットが空母に着艦する資格を得るために洋上の空母=ジョージ・ワシントンで行われる訓練です。国の通告によりますとCQは30日ごろから10月5日ごろまでの間、九州沖の空母上で行われます。
期間中は訓練を終えた艦載機が午後11時までとなっている滑走路の運用時間を超えて岩国基地に戻ってくる可能性があり、深夜の騒音が増加することが懸念されます。
今年6月のCQで市と県は、訓練が行われた6日間で滑走路の時間外運用を7回確認しています。
基地周辺市町でつくる協議会や岩国市では、岩国基地への離着陸を午後11時までとすることや午後11時を超える際には事前に通告することなどを、アメリカ軍に求めるよう国に要請しています。