県内最大規模の管轄エリアに…山口・萩・防府の通信指令業務を1か所に集約「山口県央消防指令センター」
山口・萩・防府の各消防本部の通信指令業務が1か所に集約されることになり、新たな指令センターが開所しました。
開所したのは、山口市役所5階にある「山口県央消防指令センター」です。
山口市・萩市・防府市の消防本部が共同運用するもので、現在それぞれで受けている119番通報を来月1日から一元化します。
新たな指令センターには、最新の機能も。
「Live119」は、通報者のスマートフォンから送られてくる現場の映像をリアルタイムで確認できるというもの。(らいぶ・いちいちきゅー)
指令センターから通報者にショートメッセージでURLを送り、そこにアクセスして撮影してもらいます。
( 山口市消防本部 岡田豊昭 通信司令課長)
「共同運用の目的は災害対応力の向上と組織体制の強化、経費削減というふうになっております」「3市で情報が一元化されることによりまして(災害時の)いろんな応援要請応援出動が迅速になるのかな」
新たな管轄エリアは3つの市と阿武町をあわせたおよそ2000平方キロメートル、人口およそ34万人で、県内最大規模となります。