保護者や地域の人みんなで!2023年に豪雨被害の美祢市の中学校で「防災参観日」
美祢市の中学校で、保護者や地域の人も巻き込んだ体験型の防災学習会が開かれました。
教室で行われたのは…毛布だけを使って担架を作る講座です。
全校生徒83人の美祢市・美東中学校で開かれたのは、「防災参観日」。
防災をポジティブに捉え、楽しみながら学ぼうというもので、生徒や教員、地域住民、消防などが意見を出し合って実現させたものです。
美祢市では2年前の梅雨シーズンに大雨災害に見舞われ、JR美祢線の長期運休にも繋がっていることから、初めて企画されました。
消火器の的当てや段ボールベッドづくりなど、参加者は様々な形の防災を体験していました。
(企画した生徒は)
「競技性を持たせたりして、スポーツなどを用いて防災を学んだらいいと思った」
学校はこの体験を今年度の避難訓練などで活かすことにしています。