【獺祭】酒米の王様=山田錦のグランプリは?全国142の農家がエントリーし審査

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山口 2025.12.18 19:47

岩国市の酒蔵=獺祭で酒米の王様とも言われる山田錦のグランプリを決める審査会が始まりました。

獺祭では農家の支援や担い手の確保につなげようと酒米の王様ともいわれる山田錦の審査会を2019年から毎年行っています。

7回目となることしは全国142の農家がエントリーしていてきょうは6人の審査員が事前審査を通過した33の山田錦を5点満点で評価しました。

米の中心にある心白と呼ばれる部分が大きすぎないことや割れている粒の数が少ないことがよい酒米とされます。

「獺祭」では優勝した山田錦80俵、4800キロを相場の約20倍となる4000万円で買い取ることにしています。

(獺祭 桜井一宏社長)
「(売り上げを)200億円から1000億円を目指すという話をしていますが、というと5倍の米の量が必要。グランプリを取った方を見て、周りの農家がちょっとやる気になったり、子どもや孫が戻ってきたりそういう状況を作りたい」

審査では6つの農家の山田錦が入賞していてグランプリは来月(1月)20日に発表されます。